夏だもん！ 3 ページ13
着いた先は漢江。
「ココ？ここで良いの？」
何回も来たことあるから目新しくもなんともない。
ジュン「うん！オレ元々は地方出身だし、なかなか来れなくて。
ゆっくり散歩してみたかったんだー。」
そっか。
ジュンギュ達は練習、練習だから、学校終わってからも遊ぶ暇もないもんね…
「そしたらね、あっち！あっちに行ったら良い場所あるよ！」
一緒に歩く漢江。
もう少しで夕方だけど、まだまだ暑いこの時間。
汗が気になっちゃうけど、自分の何処からかジュンギュの香水の香りがしている。
この香り…好き。
「練習って大変？」
ジュン「そりゃあーもう！想像以上に大変だよ。
月末評価とかさ褒められることないし、閻魔様の前に審判されて立たされてる気分だよーーー！
でも、仲間がいるからなんとかやれてる。
ジフンもヒョンソギヒョンも一緒に練習してるから辛くても楽しめてる感じかなぁ。」
「なんかジュンギュもジフンもイェジもリアも私より大人だなぁー…
うん！しっかりしてる。
私なんかまだまだ進路決めれてないし、大学受験もどーしよー！」
いきなり地獄の底に落とされたような気分になって来た。
私の閻魔様はお母さんだ…
ジュン「オレも…デビューなんて約束されてないし不安は消えないよ…
いつも頭の片隅でさ、このまま永遠にデビュー出来なかったらどうやって生きていけば良いんだろうって…たまにスゴく怖くて堪らなくなる。」
自転車を押しながらずっと先を見つめるジュンギュ。
他の人と違う生き方こそ険しく簡単なものじゃないのかもしれない。
それもアイドルでデビューって狭き門。
初めて…笑顔じゃない顔のジュンギュを見た気がした。
これが本当の素顔なのかもしれない…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
torisun(プロフ) - アイコさん» コメントありがとうございます！これからチョット動き出します。応援ありがとうございます嬉しいです！よろしくお願いします。 (2020年8月27日 23時) (
レス) id: 0f08f063a4 (このIDを非表示/違反報告)
アイコ(プロフ) - 読んでて楽しいです！更新頑張ってください！応援してます！！！！ (2020年8月27日 22時) (レス) id: da9bb9329a (このIDを非表示/違反報告)
torisun(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます。確認しましたら、外してありました。応援ありがとうございます！頑張ります！ (2020年8月26日 22時) (レス) id: 0f08f063a4 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - いつも楽しみにしています。もしかしてですがオリジナルが付いてるかもしれないので外すことをおすすめします。頑張ってください。 (2020年8月26日 21時) (レス) id: 7c99b13ad3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：torisun | 作成日時：2020年8月22日 3時
