テソン ハンビナが羨ましい ページ50
今日！今日Aの誕生日！
朝から…いや…
あの日からズーーーットそわそわしているんだ！
バックの中に潜ませたプレゼント。
今日も新しい曲のレコーディングでAには故意的会おうとしないと会えない。
わざとスタイリストのいるスタッフルームに出向いたりするけど…あの中に入ってAを呼ぶのは…
流石に勇気がない！！
コレでここ来るの何回目だ…？
ハ「テソンヒョン？お疲れ様です！さっきから来てません？…何かありました？」
ぎゃーーーーーーーーーー！！
ハンビナ！！
テ「いや…ハンビナ達が頑張ってるかなぁ？って…？
ちょっと気になってな？笑
うん！頑張ってるな！若いって、素晴らしい！アッハッハー！
じゃっ！頑張れよ！」
先輩らしいこと言って退散しようとしたら…
ハ「…頑張らないと…
オレ…日本でもデビューしたいんです！
日本でオレのことを頑張ったね！って言ってもらいたい人のために…やらなきゃなんです！」
キレイな澄んだ黒目がちな目で真っ直ぐボクを見て来る。
日本…
頑張ったね…
言ってもらいたい…
ハンビナ…好きな子が…いるのか？
テ「それって…彼女とか？日本にいるの？」
ハ「…笑…少し前まで…
でも、ちゃんと別れたわけじゃないんです！
オレはその子のことしか好きになれないから、一生かけて気長に彼女のこと想っています。」
いっ…潔い！
一生か…
なんだ？コレが若さなのか？
この純粋なハンビナの気持ちが羨ましく想う。
余計なこと考えないでさ…好きってシンプルに…
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作者名：torisun | 作成日時：2020年2月9日 17時
