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you お花 ページ48
サプライズのことは全く気づかなかった！
こんなことしてくれるなんて、本当に皆んな家族みたいであたたかくて、チームBIGBANGのみんな大好き！
花束…一人一人持ち帰りが大変だからってかわいらしい花束。
ホテルに着いて同室のソユンオンニはぐっすりで、いつものアイマスクして寝てる。
私はなかなか寝付けなくてあの花束を眺めてる。
テソンオッパが花束を持って歩いてくる瞬間…
心臓の音がうるさく鳴り響いた。
あの大好きな笑顔で…
可愛らしいピンク系の花束を持った少し似つかわしくないオッパの姿。
でも。花束なんてもらったことない私は、初めてもらう人がどんな形でも”オッパ”っていうことが嬉しいよ！
ここ最近なかなかオッパと話せなくて…
だって、見るたびにあの光景が浮かんで…悲しくなるの。
でも、今日はオッパを思い出す度にオッパの花束を持って私に歩いてくる姿が王子様みたいで、胸がキュンって何回も跳ね上がる。
「大好き…」
花束に向かって呟いてみた。
それだけで…これだけで私は満足にならなくちゃ…
オッパが他の誰かを好きでも、ひっそりとこの花のようにオッパを想うのは良いよね？
誰にも話せない花のように…
誰にも…オッパにも伝えれない想いを…
大好きだと自覚した。
好きになったらいけない人を。
でも、こんなに初めて大好きになった人を簡単に忘れるなんて出来ないもん…
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作者名：torisun | 作成日時：2020年2月9日 17時
