you 新しい友達 ページ43
新年早々…１人友達をなくした…
いや…もはやナヨンとは友達でもなんでもなかったかもしれない…
あんなこと思われてたなんて…
はぁ…なんか寂しいよね…ショック大きいです…。
テテにすごいこと言われたナヨンは激怒して1人で帰って行った。
へウォンが…
「気にしたらダメだよ！
でも、今日はあの子1人帰らせれないから…また連絡する！
テテ！Aをお願いね！」
って…。
結局私を置いて…ナヨンを追い掛けていったじゃん…
それで何故かテテと歩いて帰宅中。
私の前を変な鼻歌歌って道沿いのガードレールを棒で叩きながらふわふわ踊っているみたいに歩いてる。
なんて自由な人なんだろ？
羨ましいなぁ…
「テテはさ…悩みとかなさそうだよね？ そーいえば高校の時からいつも楽しそうだったなぁ笑」
テテ「そっ？
でもなぁー…オレんとこの家複雑でさ？
ズーーーーーっとじぃちゃんばぁちゃんに育てられてて。
近所の友達からいつもからかわれてたよ？
親がいないって笑
いるのに…いないって言われてた！笑」
「そーなんだ…知らなかった。」
いきなりこんな話しされたら私もなんて答えて良いのか…
テテ「今は弟達は一緒に暮らせてるけどね？よかった！よかった！笑」
テテは両親と暮らしたことって短いんだろうなぁ…
寂しい思いしてたんだろうな…
こんな明るい人でも何かはあるものなんだ…
テテ「Aさぁ…もう少し自分に自信持ったらー？
人の後ろばっかり、かわいそうになるよ 笑
後ろの人の景色って悪いだろ？前に人が立ちはだかってさ。
1番前は見晴らし良いよ〜？
誰にも悪いことしてないんだから、堂々としたら良いのに！笑」
この人…今すっごく良いこと言ってる…
驚いた！こんなこと言えるコ…
ちがうね？男の人だったんだ！
「テテ。ありがとう！今の言葉染みた笑 そうだよね〜！
もっと自信もって生きていかなきゃつまんないね？
人生一度きりだし！」
テテ「だろう？YGに入社できたってだけで自慢できるんだから！勿体無いよ！」
また前を向いて鼻歌歌いながら踊っているみたいに歩き出した。
今日は悲しいことあったけど…テテという友達が出来た記念日。
「テテー！競争！！」
テテを追い越してダッシュで走り出した！
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作者名：torisun | 作成日時：2020年2月9日 17時
