テソン 迷子のあの子 ページ23
２日間。
大阪のオーラス！
最高のステージで終えた！
やった…やったぞーーー！
自分！良くやった！
コレで少し肩の荷が降りた…
またBIGBANGとしての活動の為にメンバーの1人として頑張らなきゃな。
大阪での打ち上げが終わって、タクシーに乗り込んでホテルへ。
Aとは…２日間話せていない。
Aからもボクに話しかけたりすることはなかったんだ。
なんとなく変な雰囲気なボク達。
となると…
やっぱりジヨンヒョンとAは…そんなことになったのかな？
考えただけでむしゃくしゃする。
けど…ボクが怒ることじゃない。
悔しいけど。
ボクがかと言ってAをだあこうするわけでもないし…
マネージャーとホテルに着くと、ロビーでスタイリストチームの3人が電話したり、フロントに掛け合ったりしている。
テ「ヌナ達…何してんの？」
ソユン「テソン！テソンはAと一緒じゃなかった？
みんな酔ってて、Aは誰かといると思ってたみたいで…タクシーに乗せてなかったみたい…
携帯も気づいていないのか切れてるのか…全然でないの！？」
そんなことあるぅーーーーー！？
マネ「さすがに大人だから何とかして帰ってくるだろ？」
ソユン「…A日本語全く喋れないから…そんな訳にはいかなくない？
私お店に電話して、お店にもどるね？」
嘘だろ…迷子のA。
ドキドキしてきた…
ヤバい…最後なのに…なんかあったらきっとAが責任感じてしまう！
ボクは走り出した！
後ろからみんなの声がするけど…この衝動は抑えられない！
街に出たら今日来ていたペン達に見つかるかもしれない…
でも、今はその回路が壊れてて、Aだけになってる。
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作者名：torisun | 作成日時：2020年2月9日 17時
