テソン オッパは意気地なし ページ20
落ち着かない…
今日…だったはず…？
ジヨンヒョンとAのソノご飯の日。
なんだ？そのホッコリした名前！？
サラダ記念日みたいな！！
あっ！！違う意味で記念日になる可能性がー…
ありまーーーーーーす！！
あーーー…
あの日。
武道館の打ち上げの日…
"オッパとして守る"とか全く思ってもないことカッコつけて言ってしまった…
行かないでほしかった…
でも…その理由は？
なんなの？ボクは！？
ドラム！！
ドラムのレッスンをしよう！
叩けばストレスフリーになるはず！
ガチャガチャダムダム…
「あーーー！！上手くいかない！
やめたーーーー！！」
スティクを下に投げて、ソファに座る。
時計に目をやる…
23時…
ボクの寝る時間はあと少しまで迫ってる。
Aは今頃…
ジヨンヒョンの…モノになってるのかな…
背はジヨンヒョンと少ししか変わらないけど
オシャレなところとかスタイルとかオーラがお似合いの2人。
ボクなんか…あんなキレイなコと合うわけないよ…
でも…イヤだ！
ジヨンヒョンの彼女になんてAがなってるかも？なんて思っただけで、嫌な泥臭い気分が湧き上がってくる。
この間みたいに夏なのに寒い感じ…
でも…何も出来ないまま眠るしかなかった…
だって…Aの連絡先すらボクは知らないんだから…
自分の臆病さに嫌気をさしながら…
ソウルの夜景を見ながら眠りについた。
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作者名：torisun | 作成日時：2020年2月9日 17時
