you 夏とGは苦手 ページ16
暑い日が続いてる。
7月も半ばを過ぎて日本もなかなかの暑さになってきた！
オッパ…夏は苦手って…
体温が高いみたいで、すっごく暑がり。
私も夏よりは涼しい秋が好きだなぁ。
夏が去っていく寂しく涼しげになる風とか匂いとか…
そんな愁いを帯びた季節が好き。
武道館は今までの日本の会場とはワケが違う。
聖地と言われてる場所。
スタッフさんの気合いがより一層増していて、少しピリついた雰囲気。
オッパも客席から音響さんと照明さんと難しい顔して打ち合わせしてる。
そこまで気を掛けるのなかなか1人じゃ大変だろうなぁ。
「ぃよっ！」
突然肩に手を掛けられて声を掛けてきたジヨンさん。
「ジヨンさん！？今ですか？早かったですね？」
ジヨン「うん！テソンも気になるけどAも気になってさ？笑
あっ！眼鏡掛けてるんだ！？」
ナ「あっ…はい…視力が少し悪いですけど…コンタクト怖くてなかなか踏み込めないんです。」
不便じゃない？って私の眼鏡を取って、自分に掛ける。
懐っこい人なんだ。
リハが始まって控え室に入って衣装のチェック。
ジヨン「ねーねー？彼氏いるの？」
ソフアに座って大声で聞いてくる！
スタッフの皆んなが一斉に見てるじゃん！恥ずかしい！
「い…いませんよ！」
小声でジヨンさんには聞こえるように答える。
ジヨン「いなんいだ！ならさ、テソンのソロコンが終わったらご飯行こう！約束ね！
あっ！携帯！携帯貸して！」
言われるままに差し出すとライン開いて！とか支持されて、勝手にお友達登録されてる！！
ナニコレ！
ジヨンさんのアイコンなの！？
オッパのも知らないのに…
いきなりＧＤ！？
ソユン「ジーヨーンー！Aをそそのかさないでよ！
スタッフ内は色々やりにくくなるんだから…
あんた…今までもあったでしょ？もうダメよ？」
アン「そーだぞー！社長も今度は許さないぞ？
仕事仲間でのご飯くらいは良いけど…一線を越えるなよ？」
「一線！？そんなことしませんよ！！」
皆爆笑！！！
自分で言ってて恥ずかしいよ！
ジヨン「天然！？おもしろ〜い笑 仲良くやろうね？」
かわいい笑顔のキラースマイル！
ジヨンさん…良い人だけど…
ご飯くらいとかアンさんも言うけど…
私はそんなの苦手…
そして…私は…好きな人がいるんです。
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作者名：torisun | 作成日時：2020年2月9日 17時
