テソン ヒョンが本気？ ページ15
AがBIGBANGのチームになった！！
と…喜んだのは束の間。
ジヨンヒョンが…Aのこと気に入っちゃった模様…
だって、アレからズーーーーーっとAに関する質問責め。
でも、その質問の中の
”彼氏はいるの？”
この部分は僕も知らない…
聞かないようにしていたんだ。
ジヨンヒョンならサクッてAを、振り向かせること出来るよ。
彼氏がいてもさ。
はぁ…このモヤモヤな不安な気分…
この気持ちの意味を知っているけど…
違うと今のうちに言い聞かせとかなきゃ…
後が辛い。
Aが妹みたいな存在でかわいいんだ。
知れば知るほどかわいく思ってひきはなせなくなる。
だから、ヌナにBIGBANGのチームスタッフにAを入れてもらいたい！
なんならボクの専属で！ってお願いした。
ヌナもかなり驚いていたけど、仕事ができるからって！
補足をして何事もなかったかのように去って行ったんだ。
それより。ジヨンヒョン…彼女…いなかったっけ？
二股するとか…そんなのはやめてもらいたい…
絶対に！
あんなかわいい純粋なAに苦しい思いだけはしてもらいたくないよ…
テ「ヒョン？Aはボクの妹みたいなんだ…
だから、付き合いたいとかそんな風に思っているなら、ちゃんとA1人だけをみてあげてくださいよ？」
久々に敬語で話すボクに驚いたのか、ジヨンヒョン目を丸くして前のめりでボクを見てくる。
ジヨン「へぇ〜？良いんだ？オレが本気出しても？
オレ彼女いないし、Aちゃんかわいいし…
彼氏いなかったら悪くないな？
テソン！その時は協力頼むよ！？」
左の口角をあげてサッと席を立って煙草を吸いに行った。
暑い夏だ…
なのに、ボクの心は凍てつく冬みたいに冷え切ってしまった。
夏は苦手だ…
だけど、今、夏の暑さが恋しいくらい、寒くて冷たい。
よく分からない…
この冷たい寂しい気分。
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作者名：torisun | 作成日時：2020年2月9日 17時
