you 弟になろうか ページ11
「オッパァーーー！」
私の椅子にブーブークッション仕掛けられた！
こんな面白くない、古い悪戯を仕掛けるのはオッパしかいない！
皆んな大笑い！
もう！本当に恥ずかしいんだからね！？
テ「A笑 いい加減警戒しろよ？笑
だいたい何もかんもひっかかりすぎぃー笑」
皆んして！私のことで遊んでるっ！
私が1番のオモチャって言うオッパ。
あの日以来、”A"ってハスキーな高めの声で呼んでくれる。
その度に私の心臓は脈をあげる。
私もどさくさに紛れて”オッパ”って呼んでるけど。
この間までのアレは何だったの？
ってスタッフ達から言われるくらい仲良しになった私達。
オッパがいっつも私をからかって遊んで、ご飯食べる時もオッパの隣に私が座らされたりするくらいの仲になった。
一人っ子だったから、こんなお兄ちゃんみたいなオッパができて嬉しいんだ〜！
ウニョン「笑 本当の兄妹みたいだよね？
見てて微笑ましいよ。笑 」
リハの休憩中にウニョンオンニがミネラルウォーターを飲みながら休憩。
ナ「仲良しかもしれいけど…遊ばれてばっかりじゃないかな？
もっと…女の子扱いされたいな…」
ウニョン「えっ！？ひょっとして！？笑
テソンのこと？」
ナ「ちがっ！違う！
ただ…妹みたいな関係でも嬉しいんですけど…
私のこと弟って思ってるみたいなトコロあるな？って」
クスクス笑ってる。
その傍で、ステージの方からオッパの素敵な歌い声が聞こえる。
"歌うたいのバラッド"
メロディが素敵なのと、観客席にいるファンの人達が涙流してる曲。
気になって日本語の歌詞を調べたら、とってもとっても良い歌。
本みたいな…映画みたいな…
そんな素敵な歌詞。
その歌をオッパが歌うと…私も涙が出そうな気分になるの。
ウニョン「A。私はテソンと付き合い長いから分かるけどね？
テソンがAみたいに女の子可愛がるのは初めて見たよ？
たとえ弟と思っていたとしてもね？笑」
イタズラに笑って、またリハに戻って行った。
嬉しい！！
この際弟にでもなっちゃおうかな！笑
この公演が終わるとあと4回…
東京と大阪でオッパのソロコンは終わる。
その後…私はオッパのスタイリストになれるのかな？
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作者名：torisun | 作成日時：2020年2月9日 17時
