45 ハンビン ページ46
はぁぁぁぁぁ…
人の気持ちをどーこー考えるのってこんなにキツかったっけ？
実のところAの気持ちが分からないもままだった。
嬉しいって言った。
無理だって言った。
夢が…って。
どゆこと？どっちなの？
失恋ってやつ…
ではない気がする。
ショックじゃなくて疑問で終わった。
でも会えるんだよな？
友達でいたいって、そこが1番安心したところ。
ハ「ただいまっ …ウワッ！！？」
リビングのドアが開いたかと思ったら、バビヒョンがスンゲー勢いで走ってきた。
バ「おい！お前！今までAとこっそり会ってたのか？
ぬけがけだな！
オレだってAの飯食いたかった！
コノヤローーーっ！！」
ジナニヒョンが言ったんだな！？
チッ…
オレの首を右腕で締めて左手は頭をグリグリしてやがる。
勘弁してよ…ガタイ良いんだから苦しいよっ！
はぁ…面倒臭い…
ハ「はいはい！オレはご飯食べに行ってたんじゃないよ！
Aの話しが楽しかったから会いに行ってたんだよ…」
バ「A？お前…前にもAって言ったよな？ソレって何なんだ？」
ハ「Aはあだ名で、本当の名前はAって言うんだって。
オレはAって呼ぶけど、バビヒョン達はAのままでお願いします！じゃっ！」
慣れないことを色々考えてたから疲れた…
明日も早いし早く寝よ…
ハ「グェッ！！」
オレの洋服の首根っこを引っ張ってまたバビヒョンが俺の動きを止める。
いつかオレ…コレで殺されるな…
バ「何でお前だけAなんだよ？付き合ってんのか？」
ハ「…っ…付き合いたかったけど、無理だって…言われた。
でも、これからも友達だし仲良くやってくよ。
まだオレも好きって、分かったばかりだしね。」
バ「そっか…そうなるとオレにもチャンスあるな？」
ニカって笑って、部屋に戻って行った。
"オレにもチャンス？"
バビヒョン？まさか…Aのこと…
好きなのか！？
やめてくれーーーーー！！涙
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作者名：torisun | 作成日時：2019年9月17日 21時
