41 you ページ42
ハ「じゃっ。寒いしもぉマンション入ったが良いよ？
ほら！今日はオレがお見送りw」
「うん…ありがとう笑でも、それは苦手…
それならさ、一緒に帰ろ？
日本の昔のドラマでこんなシーンがあるんだよ。笑
せーので振り返って帰るの。笑」
お母さんが再放送ドラマで見てた"東ラブ"。
女の子はずっと見送るってやつだけど。笑
ハ「へぇ？なんか良いね！オレ達恋人みたいだ？…あっ…！」
恋人みたいとか言った！この人！
一気に変な空気になってしまった。
ハンビンも下向いて指をイジイジしてる。
今日がゆっくり会える最後の日なのにぃ…
変な感じで別れたくない！
「バカハンビン！変な事言わないでよ！
気まずくなるじゃん…」
ちょっとムキになって手でほっぺたを包みながら言ってしまった。
ハ「ちょっと！何でバカなんだよ？言い回しを間違えただけだよぉ…てか…変な事って…」
「変なことだよ！私達友達なんだから、仮にでも言わないでよっ…」
ハ「ゴメン…そんなつもりなくて、言葉のあやだよ。…
んーーー！
分かったよ！せーので振り返って帰ろう！」
ちょっと怒った感じのハンビン…
嫌だな…
こんな日にこんなお別れの仕方
ハ「せーの！」
バッ！と勢いよくハンビンが振り返ってさっさと歩き出した。
なんか…いやだ…ゴメン、ハンビン！
嫌な言い方して怒らせた？
「ハン…っ」？
名前を呼ぶ前にハンビンがまた振り返ってコッチに大股で戻って来た。
そして、勢いよく私の前に立つ。
ハ「恋人って…そんなに悪いこと？
オレはAとなら、そんな風に呼ばれても恥ずかしくないし！嬉しいよ！
じゃ！また近々会いに行くから！またね！おやすみ！」
一方的に言って薄暗い道をダッシュでハンビンが帰って行った。
「…っうっそだーーー…」
赤面！
いっとき立ち尽くしてしまった…
勘違いしちゃう…ハンビン…
そんな言い逃げ…ズッチーよ←カンチ風
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：torisun | 作成日時：2019年9月17日 21時
