アナスタシア・スリザリン ページ41
『え…ルナ！？じゃない…ええと…アナスタシアさん…？』
Aはグレース荘にかかっていたアナスタシア・スリザリンの肖像画を思い出しながら言った。
プラチナブロンドに1束の緑色のメッシュが入ったショートの髪、赤色の目と、目の前の女性は肖像画のアナスタシアそっくりである。
驚きからか、もう紋章が光っていないのが関係しているのか、Aはもうすっかり元気になっていた。
目を白黒させるAを見て、女性はくすくすと笑った。
「あら、覚えてくれてたの？嬉しいわ。
そう、私はアナスタシア・スリザリン。貴女のご先祖よ」
信じられないことを真顔で言ってのけるアナスタシアに、Aは驚くばかりである。
しかしセブルスは知っていたらしく、アナスタシアをちらりと見ただけで、本当だったのか、と呟いた。
『で…でも、どうして、アナスタシアさんが…ずっと昔のひとのはずでしょう？』
まだ戸惑いながらも、Aはおずおずと聞いた。
アナスタシアは、「アナでいいわよ」と言ってから、ため息をついた。
「兄さんが___サラザール・スリザリンが私に呪いをかけたの。
まぁ、おおかた嫉妬でしょうね。私の才能への」
アナはそう言って苦笑する。
どういう呪いなのかは教えてくれない。
Aはそれで何故こんなに長く生きているのか不思議になったが、まあいいかと思って聞かないことにした。
それよりも聞きたいことがあったからである。
『ねえセブルス、アナ。
紋章が光ったのは、どうしてなの？
目が金色になったのもどうして？
ねえ、私は____
何者なの？』
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トリシア(プロフ) - ＡＲＵＰＡＫＡさん» ありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しいです。出来るだけ早く更新するよう頑張りますね！！ (2019年12月7日 6時) (
レス) id: 0e6a90cd55 (このIDを非表示/違反報告)
ＡＲＵＰＡＫＡ - 好きです！次の更新待ってます！ (2019年12月6日 21時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
トリシア(プロフ) - 梨沙さん» ありがとうございます！更新頑張ります(｀・∀・´) (2019年11月30日 11時) (レス) id: 0e6a90cd55 (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - このストーリー私好みです！更新楽しみにしてます！ (2019年11月30日 7時) (レス) id: c5b5bf1a65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花園歌恋（元トリシア） | 作成日時：2019年11月14日 18時
