グリンゴッツ侵入さる ページ31
ロンがハグリッドに兄のチャーリーのことを話している間、Aとハリーはテーブルの上のティーポット・カバーの下から、一枚の紙切れを見つけた。
『新聞の切り抜き…？』
「多分、「日刊預言者新聞」だと思う」
Aは「日刊預言者新聞」という名前は聞いたことがなかったが、取り敢えず魔法界の新聞なのだと思うことにした。
グリンゴッツ侵入さる
７月３１日に起きたグリンゴッツ侵入事件については、知られざる闇の魔法使い、または魔女の仕業とされているが、捜査は依然として続いている。
グリンゴッツの
グリンゴッツの報道官は今日午後、「そこに何が入っていたかは申し上げられません。詮索しない方が皆さんの身のためです」と述べた。
『グリンゴッツ侵入さる…ああ、ロンが汽車で話してくれたことね。銀行に盗みが入ったとか…
ってこれ、私の誕生日だわ！』
Aはびっくりして叫んだ。
それはハリーも一緒だった。
「僕もだよ！誕生日同じなんだね。…じゃなくて！
ハグリッド！グリンゴッツ侵入があったとき、僕たちもあそこにいたかもしれないよ！」
とハリーが言った。
するとハグリッドはハリーからはっきりと目を逸らした。ハグリッドはウーッと言いながら、ハリーにまたロックケーキをすすめた。
Aは記事を読み返した。
『荒らされた金庫は、実は侵入されたその日に、すでに空になっていた』
ハリーは考え込んだ。
Aはハリーを心配そうに見つめ、ロンは何がなんだかよくわかっていないようだった。
夕食に遅れないよう、3人は城に向かって歩き出した。ハグリッドの親切を断りきれなかったため、ロックケーキでポケットが重かった。ハリーはずっと黙ったままで、心配になったAはグリフィンドール席で夕食を食べた。
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トリシア(プロフ) - ＡＲＵＰＡＫＡさん» ありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しいです。出来るだけ早く更新するよう頑張りますね！！ (2019年12月7日 6時) (
レス) id: 0e6a90cd55 (このIDを非表示/違反報告)
ＡＲＵＰＡＫＡ - 好きです！次の更新待ってます！ (2019年12月6日 21時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
トリシア(プロフ) - 梨沙さん» ありがとうございます！更新頑張ります(｀・∀・´) (2019年11月30日 11時) (レス) id: 0e6a90cd55 (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - このストーリー私好みです！更新楽しみにしてます！ (2019年11月30日 7時) (レス) id: c5b5bf1a65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花園歌恋（元トリシア） | 作成日時：2019年11月14日 18時
