マグゴナガル教授 ページ18
ぱっと扉が開き、厳格そうな女性が出てきた。
エメラルド色のローブを着た黒髪の魔女だ。
「マグゴナガル教授、イッチ年生の皆さんです」
「ご苦労様、ハグリッド。ここからは私が預かります」
マグゴナガル先生は扉を大きく開けた。
玄関ホールはとても広かった。石壁が松明の炎に照らされ、天井はどこまで続いているのかわからないほど高い。壮大な大理石の階段が正面から上へと続いている。
マグゴナガル先生に続き、生徒たちは石畳の階段を横切っていた。マグゴナガル先生は、ホールの脇にある小さな空き部屋に1年生を案内した。
「ホグワーツ入学おめでとう」
マグゴナガル先生が挨拶した。
「新入生の歓迎会が間も無く始まりますが、大広間の席に着く前に、皆さんの組分けをきめなくてはなりません。ホグワーツにいるあいだ、寮生が皆さんの家族のようなものですから、寮の組分けは大事な儀式です。教室でも寮生と一緒に勉強し、寝るのも寮、自由時間は寮の談話室で過ごすことになります」
寮は4つ。
グリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリンだ。
それぞれ輝かしい歴史があり、偉大な魔法使いや魔女が卒業した____
Aはその歴史の重さを感じ取った。
(うぅ、ルナに会いたいわ…)
Aは心細くなって、あの可愛らしいふくろうに会いたいと強く思った。
「まもなく全校生徒の前で組分けの儀式が始まります。準備が出来たら戻ってきますから、静かに待っていてください」
マグゴナガル先生が部屋を出ていった。
「一体どうやって寮を決めるんだろう」
『自分で決めるんじゃないことは確かね』
Aはセブルスの言葉を思い出しながら言った。
「試験のようなものだと思う。凄く痛いってフレッドが言ってたけど、きっと冗談だ」
3人は不安そうに顔を見合わせた。
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トリシア(プロフ) - ＡＲＵＰＡＫＡさん» ありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しいです。出来るだけ早く更新するよう頑張りますね！！ (2019年12月7日 6時) (
レス) id: 0e6a90cd55 (このIDを非表示/違反報告)
ＡＲＵＰＡＫＡ - 好きです！次の更新待ってます！ (2019年12月6日 21時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
トリシア(プロフ) - 梨沙さん» ありがとうございます！更新頑張ります(｀・∀・´) (2019年11月30日 11時) (レス) id: 0e6a90cd55 (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - このストーリー私好みです！更新楽しみにしてます！ (2019年11月30日 7時) (レス) id: c5b5bf1a65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花園歌恋（元トリシア） | 作成日時：2019年11月14日 18時
