11.抱かれること ページ11
桃side
桃「……ッい゙、っ…?!」
青「ふは、そんなに強ばらんでも」
休憩、と手を広げてくれた流星に抱きついてぐだぐだとくつろいどったら急に感じた肩辺りの鋭い痛み。
流星は当たり前かのようにのんびりしとるけど、何が起こったかわからへん。
じんじんして、熱をもって痛みが広がっていく感じ。俺、何されとん、?
桃「な、っ、なに、?」
青「んー?」
桃「…っや、っい…たい、っ、、ッはぁ、っぃ…!」
頑張って視線を後ろに向けるとよく見えんくてもわかるほどくっきりついた流星の歯形。
こういうのは嫌いやけど、痛くても耐えななにされるかわからんから、ぎゅっ、と唇を噛み締めて我慢する。
桃「ッぅ、う…やっ、ぁ…ぃ、やっ…」
青「………嫌って言った?」
桃「、ッあ゙…ちがっ…ッごめ、なさっ、!」
やってもうたと思った時にはもう遅くて、雑にベッドに放り投げられて、押し倒された俺は鋭い流星の視線から逃れることも出来ずに流星を見上げる。
桃「っ、ごめん、なさいっ、ごめ、っ、」
青「望、抵抗するんやめたんやなかったん?」
桃「や、っ、ちが、ごめんな、さっ、」
青「ほら、嫌嫌、って、もう言わんくなったと思ったんになぁ?」
違う、別に本当に嫌と思って言ったわけやない。嫌じゃないと言えば嘘になるけど、無意識に口から出てもうただけやのに。
桃「っ、んん……、っふ…ちゅ、っ、、ん、っ…、」
青「ん、、ん…」
桃「っん、ん、っ……っん、ん…、!」
ちゅっ、と、唇に吸い付かれて、息苦しさで縋るように流星を見上げるけど、流星の意識は何処か遠くにあるみたいで、俺の口内で暴れ回って呼吸を乱す流星の舌に、ビクビクと体が波打つ。
桃「、んん、ッ……はぁ…、ッは…ごめ、んなさ、っ、りゅうせ、」
青「謝れなんて誰が言ったん?抵抗すんなって言うてんねん」
桃「ッひ…っんん…、っんぁ、、ん゙、っ…!」
そう蔑むような目で俺を見た流星は俺が息を整える間もなく、散々開発された胸の突起を快感に変わる程度の痛みを感じるように少し乱雑に引っ掛かいてくる。
桃「ん、っ、ッん…っぃ゙……っんん、、!」
青「ふっ、痛いのに感じるとかやーらし、」
桃「ッひ、ぁあ…っ…んっ…ッ……ん、ぅあ、、っ、!」
どれだけ罵られても、どれだけ屈辱的なことを言われても俺には何も抵抗する術がなくて、ただただ流星に与えられる刺激に体を震わせる。
嫌、嫌や。どうせなら、優しい時の流星に抱いてほしかった。俺が悪いことを言ったんがあかんのはわかるけど、こんな怖い流星嫌や…
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らるり(プロフ) - mさん» そんなことを言って貰えるなんて夢にも思っていなかったのでめちゃくちゃ嬉しいです!読んでいただきありがとうございました! (2020年5月21日 14時) (レス) id: 918ca3f2a8 (このIDを非表示/違反報告)
m - 今までで一番面白かったです!ほんとに。まじで。まっ言いたいことは、ありがとうございました書いてくれて (2020年5月21日 13時) (レス) id: efcd99a275 (このIDを非表示/違反報告)
らるり(プロフ) - 音羽さん» ありがとう!ゆっくり書いてるので待っててください! (2020年5月16日 0時) (レス) id: 918ca3f2a8 (このIDを非表示/違反報告)
らるり(プロフ) - 優和さん» コメントありがとうございます!また新しいのを出す予定なので、良かったらお願いします! (2020年5月15日 23時) (レス) id: 918ca3f2a8 (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - 完結おめでとう!うぇすとだいありー。もゆっくり書いてってな! (2020年5月15日 23時) (レス) id: ee26aa0291 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らるり | 作成日時:2020年5月6日 23時