陸* ページ8
貴方side
『影華蒼月呪法術_____舞网』(マイアミ)
私がそう唱えて印刀を結び、ぴっと人指し指と中指を真っ直ぐ伸ばして呪霊の方へ向ける。
すると、呪霊の周りに影の刃が突きだし、それは網目のように絡み、重なり合うと、呪霊を串刺しにした。
呪霊は【ギィイッ!?】という汚い声?呻き声?らしきものをあげると、紫色の血を流す。
『ふーん、あれで祓えないのか…流石一級呪霊だな…』
私がそう思っていると、呪霊はダンッと地を蹴って私の方へと近付き、自身の体内から目玉を投げ付けてくる。
咄嗟にその目玉から離れると、「ボンッッ!」と弾け、爆発する。
威力はかなり高いだろう。さっきまで私が居たところの地面が抉れているのだから。
『はー、怠いな…さっさと帰りたいんだけどなぁ…』
そう呟いている間にも、呪霊は目玉を投げ付けてくる。
仕方ないなぁ。
『人様に目玉を投げ付けちゃ駄目ってママに習わなかったのか貴様は!!』
そもそも呪いに母親なんていないけども。←
私は地面に手をつく。
そのまま影へ、ずぶ…… と手を入れると。
『…来い、緋華。』(レンカ)((当て字←
そう言うと、影の中、自分の手のひらに何か固い物が当たる感覚。
それを掴んで一気に引き抜く。
そこにあったのは二本の剣。所謂双剣。
特級呪具、緋華である____。
『さぁ、私と踊ろうか。』
ニヤリと不適に笑って見せると、呪いは初めて恐怖を覚えたように。
…一歩後ろに後ずさった。
『これを使うのは久しぶりだからな…私、結構荒々しくモノ使うタイプだからさ??』
下手に攻撃したらごめんね?
と、殺気を込めて言い放てば、呪いはさらに後ずさっていった。
私は笑って攻撃を放っていく。
____その様子を見ていた人物にも気付かずに。
?「…A?……私って、言った……??」
429人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒猫静 - 葵さん→わぁぁぁa(((殴 ありがとうございます!頑張ります…!! (2021年3月19日 20時) (レス) id: e2d9da3aac (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - うわぁぁぁ!((殴続きが気になる……ちょこちょこ、見させてもらってるので更新頑張ってください!!応援してます!! (2021年3月19日 19時) (レス) id: 5a002ad320 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫静 - 名無しの言兵衛さん→あ、まじですね…()すいません……((教えてくれてありがとう御座います! (2021年3月6日 15時) (レス) id: e2d9da3aac (このIDを非表示/違反報告)
名無しの言兵衛 - この作品はブラコンシリーズの続きになっていますよ。もし続きだったら余計なお世話でしたスミマセン。 (2021年3月5日 23時) (レス) id: 8a79204b5b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫静 - ぱんこっへさん→え、あ、ありがとうございます(照) (2021年3月5日 18時) (レス) id: e2d9da3aac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒猫静 x他1人 | 作成日時:2021年3月2日 15時