玖* ページ11
貴方side
さて、高専に着きましたね。はい。
『傑、頼むぜ。』
もうここからは誰が聞いているか分からない為、男になりきって傑に言う。
傑「あぁ。任せてくれ。」
ニコ、と、でも少し悪戯っぽい笑みを浮かべた傑に不覚にもトゥンク。←
くそ、五条よりも傑の方がタイプなんだよおおおお！！！←
性格と前髪はあれだけど。←
悶々とそう考えながら教室へ入ると、五条と硝子が何かを話していた。
そして私達に気が付くと、硝子は「よ、お疲れ」と手をひらひらと振り、五条は「チッ」と舌打ちをする。
はは、残念だったな白髪君。私は成長したんだ。もう君の挑発には乗らないさ！！！
悟「んだよ、生きてたのかよ雑魚」
『生きてちゃ悪いのかよ、あ"？？』
フラグ回収の早さに定評がある私である←
悟「あー？？悪い悪い、チョー悪い。だって足手纏いじゃん。」
『…へぇ。』
いや、落ち着けよ私。ここで乗ってどうする。それこそ相手の思う壺だろう。
あとですぐピに愚痴ればいい。ここはスルーしよう。
『あーはいはい。足手纏いですいませんねぇ。安心しろよ。そのうち勝手に野垂れ死んでくるから。』
私がそう言うと、五条は「は？」と驚いたような顔をする。
そりゃそうだ。反論すると思ってたらしないんだもん。私もやられたらそうなるよ←
『すぐピ〜〜俺とお話しよ〜〜』
傑「すぐピ言うのやめてくれないか。」←
『嫌だ((はぁと』
傑「…チッ」
舌打ちは心に響くからやめてくれよ、ベストフレンド……(((
未だ呆然としている五条と、笑いを堪えている硝子を教室に残して、私と傑はその場を後にした。
……ホント、私と早く婚約破棄してくれないかなぁ…。
興味無いならどうして未だに破棄してくれないんだろう。謎。
お坊っちゃまの考えることはよく分からんわ。まる。
高専内にある自販機で飲み物を買う。
傑に買わされました←
しかも午後の紅茶…((
私はココアを買う。
傑「にしても。よく反論しなかったね」
『んー、まぁね。』
ごく、とココアに口をつける。
甘い香りが口の中に広がり、思わず顔をしかめた。
『…あっま。』
傑「……Aはどうして男子の格好をしているんだい？」
紅茶を飲みながら聞いてくる傑に、ちら、と目を向けて。
『…知りたい？』
と私は意地悪く笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 429人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒猫静 - 葵さん→わぁぁぁa(((殴 ありがとうございます！頑張ります…！！ (2021年3月19日 20時) (
レス) id: e2d9da3aac (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - うわぁぁぁ!((殴続きが気になる……ちょこちょこ、見させてもらってるので更新頑張ってください！！応援してます！！ (2021年3月19日 19時) (レス) id: 5a002ad320 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫静 - 名無しの言兵衛さん→あ、まじですね…()すいません……((教えてくれてありがとう御座います！ (2021年3月6日 15時) (レス) id: e2d9da3aac (このIDを非表示/違反報告)
名無しの言兵衛 - この作品はブラコンシリーズの続きになっていますよ。もし続きだったら余計なお世話でしたスミマセン。 (2021年3月5日 23時) (レス) id: 8a79204b5b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫静 - ぱんこっへさん→え、あ、ありがとうございます(照) (2021年3月5日 18時) (レス) id: e2d9da3aac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒猫静 x他1人 | 作成日時：2021年3月2日 15時
