Last Love 63 【Shinjiro】 ページ32
・
真「それは…」
隆「郷若と與との関係は、
今の会見に関係ないですよね。」
にっしー。
…その瞳が、伝えようとしてること、
俺は分かったで。
真「そのことについては、
これから2人で言わせてもらいます。」
いよいよや。
鼓動が、これ以上ないってくらい荒い。
やけど…俺、絶対認めてもらうから。
秀「では、僕たちはこれで失礼します。」
秀太がそう言って、
直也くんから順に舞台からはけていく。
真ん中に残った俺とAは、
同時に息を吐き出した。
パチリと目が合う。
…それが、合図やった。
真「メンバーの郷若Aと、
お付き合いをさせて頂いてます。」
ざわめきが、一瞬にして広がった。
絶え間なく叩かれるフラッシュ。
記者「郷若さんの入院報告の時は、
交際を否定していましたが!」
そうやったよな。
あんとき、俺は何を思って否定したんやろ。
真「デビュー当初から、ずっと想ってて、
ようやく叶った感じで。
彼女が倒れたときは、
まだ僕の片想いだったんです。」
だから、言えなかった。
そういうことにしとこ。
事実やし。
記者「郷若さん、これを聞いて!」
郷「メンバーと旅行へ行ったときに、
1人で迷ってしまって。
そのときに見つけてくれたのが
與さんだったんですね。
そのときから、気になっていました。」
笑顔を崩さないA。
今頃…この会見を見てくれてる人たちは、
どう思ってるやろか。
真「もうすぐ時間のようなので、
あと1つ答えようと思いますが。」
記者「では、ファンの方々へ一言!
お願いします!」
アイコンタクトで、順番を決める。
こんなことでも、幸せを感じて。
郷「予告なく帰ってきて、
このような形で報告ということになりました。
メンバー内での交際となり、
いろいろな批評があると思いますが、
“あたさと”を応援して頂けると幸いです。
また、これからの活動に、
より一層磨きをかけていこうと思っていますので、
どうぞ、よろしくお願いします。」
言い終わって、照れたように微笑む。
そんな彼女を抱き締めたい衝動にかられながら、
俺は口を開いた。
真「メンバーとして、交際相手として、Aを支えられるような存在になりたいと思ってます。
応援の程、よろしくお願いします。」
なぁA。
ずっと隣におってや。
・
Last Love 64 【You】→←Last Love 62 【Shinjiro】
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
399人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エイミー(プロフ) - なつさん» ありがとうございます!頑張ります♪ (2016年12月18日 21時) (レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - すっごく続き気になります!更新頑張ってください! (2016年12月17日 22時) (レス) id: 3487b8d8f2 (このIDを非表示/違反報告)
エイミー(プロフ) - 笑茉さん» りょーかいです! (2016年12月10日 17時) (レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
笑茉(プロフ) - こんにちは、笑茉です♪このコメント気づかれたら、エイミー様のボードまで来ていただけると嬉しいです! (2016年12月10日 11時) (レス) id: d8b62e80c0 (このIDを非表示/違反報告)
エイミー(プロフ) - 來百さん» 来ーまーしーたーよー!!笑 ありがとうございます!頑張ります♪ (2016年12月7日 17時) (レス) id: 18c0d67c28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:エイミー | 作成日時:2016年12月4日 7時