4：超がつくほど抜けてるあの子は最強の一族だったらしい(多分)

138話 ページ7

『んー…ここからどうしようかな……。

女の子が森に一人でいたら誘拐されちゃうし……いやー困っちゃいますね』←









一人で赤面し始めるA。それが収まると他の人達を探しに出発する。

特に第7班の3人を見つけたい。



しかし、探す必要はなかった。









『おっ……ふ………。

いつからこの一人劇場見てた…？サスケ…』









驚くことに探していた一人は、後ろを振り返るとすぐそこにいた。



しかし驚いたのはAだけではない。

当のサスケも目を見開き、立ち尽くしていた。









『なんでそんな幽霊でも見たような顔してるの。



……え、というかなんで花持ってるの？可愛さすら味方に付けようとしてるのかな？？』









Aのマシンガントークを普段なら、なんだかんだで返すサスケ。


しかし今は、喋り続けるAを見て涙目にすらなっている。









｢本当に…Aなのか……？｣









『こっちからしたら、君が本当にサスケ？？って感じだけど………うぉっ！』









急にサスケに距離を詰められる。

そして持っていた花をほっぽり投げ、ぺたぺたとAの顔やら体やらを触ってくる。


そして、









｢本当に、完治してる……。良かったっ………｣









サスケはそ安心したのか、顔をすっぽりとAの肩にうめた。

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