3：超がつくほど抜けてるあの子は最強の一族だったらしい(多分)

124話 ページ41

『とりあえず、隠れられる所を見つけなきゃね…』









「う、うん……でも…、Aちゃんは？体かなり傷だらけだし……」









『ん？あー……』









Aはふと自分の体を見る。その体はサクラが言うようにかなり傷だらけだった。

するとそれを見たAは何故か傷を舐め始める。









「Aちゃん！？！？何してるの！！？」









『うぉ……だって傷は舐めれば治るよ？これ常識だよ？？』









「………そうだね」









Aの馬鹿さ加減に痺れを切らしたのか、諦めて安全な場所探しに徹した。









『サクラちゃん！ここなんてどう？中古物件っぽくて味があるよ！！』









「理由はどうであれ、確かにいいわね」









そう言って入って行ったのは木の根が露出して、ドームのようになった所。

そこの中心にサスケとナルトを寝かせた後、2人はテキパキと罠作りに励む。









『うーん……火炎放射器があれば完璧なんだよね、』









「…何に使うの？」









『踏んだらその地面の半径50メートル以内全体を火の海にするの』









「それじゃ私達も死んじゃうわよー」









サクラは既に慣れてしまっていた。

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