3：超がつくほど抜けてるあの子は最強の一族だったらしい(多分)

122話 ページ38

「まぁそのお話は、私とのお別れの後ね…」









すると大蛇丸は金縛りを発動させ、サクラを含めた3人の身動きを封じる。









「やっぱり兄弟ね…あのイタチ以上の能力を秘めた目をしている。


Aちゃんの方も無意識なだけで狂月眼を開眼した途端、身体能力が跳ね上がった…


これはあの子(・・・)以上になるかもしれないわ…」









『いや、あの子って誰？？』









「それが知りたかったら、この試験を死にもの狂いで駆け上がっておいで……」









「あ！！巻物を…！」









サクラが指す方をみれば、確かに大蛇丸は巻物を焼いていた。









「私の配下である音忍、三人衆を破ってね…」









「な…何ワケわかんないこと言ってんのよ！」









『逃げるなら連絡先交換しろ！！あ、住所でもいい！手紙書くよ！！』←









「……頭はあの子以下ね」









『(あの子イカね…？私イカと比べられてたのか)』









まだ考え込むAを見て、大蛇丸がため息をつく。

すると









「！！」









『うおっ！ろくろ首だったんだ！！』









大蛇丸の顔が、首を伸ばして接近する。



しかしAは気持ち悪さのあまり地面に、大蛇丸の顔を打ち付ける。









『あ……ごめんさい…ここまでするつもりは…』

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