3：超がつくほど抜けてるあの子は最強の一族だったらしい(多分)

111話 ページ27

Aの瞳が、ちょっと変わった写輪眼に変化した瞬間、相手は驚きの表情を隠せないでいた。









「あ…あなた…その瞳…！欲しいわ！

あの写輪眼と…この狂月眼(きょうけつがん)が揃って手に入るなんて！」









『え？いやいやいや…ちょっと待った！


キョウゲツガン？？何ですかそれ。


私のはちょっと変わった写輪眼って名前があるんです！』









いまいち相手とAとの会話が噛み合わない。









「まぁ知らなくても無理ないわね。

なんせこの事は里全体をもって貴女に隠し通してきた…」









『隠してきた？何のために……


というよりも私の目が欲しいって言ってたけど、名前も知らない人にあげる瞳はないですよ！？』









「私の名前は大蛇丸よ」









『名前教えたからって、あげないわ』









もはや狂気。この二人はコントをやっているのか。









「これから貴女にいい事を教えてあげる。戦いはそれからよ」









『(くっ……ちょっと聞きたい！！)』←









その提案にAは、表面だけは渋々了承する。

心の中は歓喜。

112話→←110話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す