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『んー…』
Aの目が覚めたのは、個室だった。
下には柔らかいベッドの感触、嗅覚からは花の匂いが感じ取れた。
『蝶屋敷…。えぇっと…あの後か』
Aの意識と記憶が少しずつ覚醒してくる。
?「A、2週間ずっと寝たきりだけど大丈夫だよな…?」
?「うるせぇ!俺の子分を舐めんじゃねぇ!!」
『伊之助と…善逸?』
扉ごしに聞こえた同僚の声は、懐かしかった。
『ん?いや待てよ…2週間も寝てた??』
善「A〜…入るよ?……返事なんてないけど」
『あっ。どうぞ』
善「¥*§#%¥*§!?!?!?」
スッとベッドから上半身を起こしているAを見て伊之助と善逸は興奮状態。
伊「おめぇいつから起きてやがった!!」
『今さっきだよ。やっぱり元気いいね。安心安心!』
善「それより、しのぶさん!!しのぶさん呼ぼ!」
そう言うと善逸はドタドタと廊下をかけて行った。
『伊之助。炭治郎は?』
伊「アイツなら何も言わずに出ていったぜ。しのぶにも気をつけろって言われてたのにな!」
『炭治郎、頑張りすぎだよね…』
伊「そうか?」
伊之助は丸い目でAを見つめてくる。
伊「俺はお前の方が頑張りすぎだと思うぞ?今の怪我もそうだろ」
『何か…ホワホワする』
伊「はぁぁぁん!?」
するとガバッと立ち上がり、超特急でどこかえ走り去って行った。
伊「(ふんっ!ホワホワさせやがって…!)」
しばらく1人でいるとしのぶが入って来た。
し「A!良かった!本当に…うぅっ…!」
『お、大げさですよ、しのぶさん!』
し「ここえ来た時のAの容態は生きている事が奇跡な程でした…それがここまで良くなるとは」
涙目になるしのぶの背中を擦るがやはり、涙目のままだった。
し「体力と腕前が戻ってきたら任務にも出れますよ」
『本当ですか!?それなら走り込みしてきます!!』
し「あぁ!治った訳ではないんですよ!」
しのぶの声など耳に入らず着替えて外に出ていた。
常中をしているので体力は想像以上にあった。
剣術も5時間で元通り。Aはいわゆる天才だった。
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トリップ人生(プロフ) - よるさん» テストですか…。私は3日漬けですね(笑)応援ありがとうございました!!テスト頑張って下さい! (2019年11月2日 16時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)
よる - 面白かったん!!夢主ちゃん元気やなぁ!私、明日も学校…しかもテストだから頑張るん!!頑張ってー! (2019年11月2日 1時) (レス) id: bbe87bcae1 (このIDを非表示/違反報告)
トリップ人生(プロフ) - 心さん» すいません!ご指摘ありがとうございます!すぐに直します! (2019年10月12日 13時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - 宇髄さんの髄が違います! (2019年10月12日 12時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
トリップ人生(プロフ) - 心さん» はい!最近は忙しかったですが、明日くらいからは頑張ります!! (2019年9月22日 10時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トリップ人生 | 作成日時:2019年9月18日 7時