とある少女の武勇伝【鬼滅の刃】第ニ！

VS玉壺 ページ29

『ごめん無一郎。本当にごめん』



無「別にこれくらい大丈夫だよ」



『でも刀忘れるって……今日なにもできないよ？』



天狗鬼に吹き飛ばされたものの、2人は無事だった。

いまは急いで炭治郎のもとへ向かっている。



鬼「ギョッ……」



『無一郎様、お願いします』



無「よッ…と」



無一郎は軽々と、金魚の鬼を倒す。




？「ありがとう〜！」/『ありがとぉぉーー！』




突然、両側からの声に肩を跳ね上がらせる。




無「えぇっと……君は」



小「小鉄ですよ!!忘れてたの!?」



コクンと時透は頷く。



『小鉄くん、他の鍛冶士は？』




小「鉄穴森さんと鋼鐵塚さんが襲われてるんです!!」



『行こう無一郎』



無「でも……」



『お願い』



無「勿論」



小「軽っ」



小鉄の声は時透こそ聞こえなかった。

小鉄の案内で着いた場所は、小さな小屋だった。



『鉄穴森さん!!』


鉄「時透殿と桐葉殿！」



『お願いします！刀を下さい！』



Aは鉄穴森にスライディング土下座をする。



鉄「これまたどうして…ですが丁度持ち合わせていますよ」



無「話が早いね」



鉄「あ！鋼鐵塚さん!!」



時透を無視し、鉄穴森は小屋の入口を目指す。
しかし



無「来てる」


時透の声に、草に隠れていた壺が動きだす。

それだけではなく壺から奇妙な鬼にが出てくる。



玉「よくぞ気づいたなあ。さては貴様柱ではないか……しかもそっちは羽の呼吸の剣士！」




『今、刀持ってないから戦力外です』



玉「そうか、それは都合の……」



無「なんでAと話してんの？気持ち悪い」



時透の刃が玉壺の首スレスレを通る。



無「あー…外れちゃった。さっさと死ねばいいのに」



時透は本気で怒っていた。

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