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いざ行け里へ!! ページ25

あーだこーだしていると、刀鍛冶の里は目と鼻の先にあった。



『ありがとうございました。帰りは気おつけてくださいね』



隠「ホワホワ〜」



『ホワホワは伊之助以外でもなるんですね』



隠にお礼を言った後、まずは里長の元へ向かう。


すると、



蜜「あれ?Aちゃんじゃない!!」



『ん!蜜璃ちゃん!偶然だね』



蜜「そうね!Aちゃんも鉄珍さまの所に?」



『うん。一緒に行こうよ』



すると甘露寺は首をブンブン振って、満開の桜のような笑顔でこちらを見てくる。


どうやら里には温泉があるらしく、後で一緒に行く約束を2人はした。



鉄珍「そっちの別嬪さんはハジメマシテやな?あの羽の呼吸の使い手の」




『はい。羽柱を務めさせていただいています、桐葉Aです』




鉄珍「しっかりした子やわ。瘋漸もよう育てたな」



『師匠をご存知で?』



あまり慣れない敬語に神経をそそぐあまり、聞き逃すところだった。

今、確かに瘋漸(ふうぜん)と鉄珍は言った。




鉄珍「知ってるも何も、瘋漸の刀はワシが打ったんよ?」



蜜「まぁ!鉄珍さまがあの瘋漸さんの刀を!」



甘露寺が瘋漸を知っているのは、おそらく柱合会議で元羽柱である瘋漸の名前が広まったからだろう。



鉄珍「まぁ刀ができるまでは、ゆっくり過ごしてや」



『ありがとうございます鉄珍さま』



それを最後に鉄珍の屋敷を出ていった。

その後、宿に行き着替えなどを持ち出して早速、温泉に向かった。



『広い…!』



蜜「Aちゃんワクワクしてるのね!キュンキュンしちゃう!」



『蜜璃ちゃん!早く入ろうよ!!』




しかしAのそんな気分も一瞬で崩壊する。



蜜「?どうしたのAちゃん」



『……い、いや!なんでも!(……蜜璃ちゃん…!何をとは言わないけど、裏切られた気分!!)』



甘露寺の胸だ。


なんとか精神を保つAだが次第にショックは増していく。



蜜「ここの温泉は色んな効果があるんだって!」



『う…嘘でしょ!?(それなら私も蜜璃ちゃんみたいに大きくなれる?温泉パワーでなれる?)



もう1時間は入りたい』




蜜「駄目よAちゃん!顔が真っ赤よ!?出ましょ!?」



Aはどうしても出たく無かったが、最後はのぼせてぶっ倒れてしまった。



目を覚ましたのは宿の部屋だった。

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トリップ人生(プロフ) - よるさん» テストですか…。私は3日漬けですね(笑)応援ありがとうございました!!テスト頑張って下さい! (2019年11月2日 16時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)
よる - 面白かったん!!夢主ちゃん元気やなぁ!私、明日も学校…しかもテストだから頑張るん!!頑張ってー! (2019年11月2日 1時) (レス) id: bbe87bcae1 (このIDを非表示/違反報告)
トリップ人生(プロフ) - 心さん» すいません!ご指摘ありがとうございます!すぐに直します! (2019年10月12日 13時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 宇髄さんの髄が違います!  (2019年10月12日 12時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
トリップ人生(プロフ) - 心さん» はい!最近は忙しかったですが、明日くらいからは頑張ります!! (2019年9月22日 10時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トリップ人生 | 作成日時:2019年9月18日 7時

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