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妓夫太郎との激しい戦いもしばらく続く。
しかしそんな時、ある事が起こる。
宇「ゔっ……」
『宇髄さん!』
宇髄が妓夫太郎の毒にやられた。そのすきを見て妓夫太郎は攻撃をする。
『殺らせるわけない!!』
妓「お前、今の攻撃とめれんのかァ」
致命傷は避けたものの宇髄は、蹴り飛ばされる。
妓「柱もそこまで強くねぇなァ」
『ッ…!』
妓「血鬼術・飛び血鎌
お前ももうお終いだなァ?」
そう言うと今までに無いほどの血鎌が、Aを襲う。
『(もろに食らった……駄目だ…毒もあって意識が……)』
妓「これでお前も、お陀仏だなァ」
そうしてAは眠りについた。
─────
───
─
目を覚ますと、体は鉛のようだった。
生きていれるのが不思議でしかたがない。
刀を握る手が震えている。
『うぅっ……』
辺りを見渡すと建物は、見る影もなくボロボロだった。
Aが寝ている間に、伊之助も善逸も炭治郎も倒されていた。
妓「お前まだ生きてんのか?」
倒れているAを妓夫太郎が覗き込む。
堕「でも、ろくに体が動かないでしょ?ほって置いてもいいんじゃないの?」
堕「こんな出来損ない、無惨様に殺されたアンタの師範が可哀想ね」
『─は?』
月明かりの下で堕姫は嘲笑う。
それによりAの怒りは頂点に登っている。
堕「アンタまだ喋れたの。まぁでも立つことも出来ないでしょう?出来損ないなんだから」
堕姫はこの時、判断を間違えた。
堕「アンタなんかさっさと死にな……」
『羽の呼吸・壱ノ型─
Aは立っていた。しかも妓夫太郎の首を斬って。
妓「お前!毒は回ってんのに!」
『関係ない。ただ私の師匠を汚すな』
Aは今たしかに毒が回っている。
しかし怒り、憎しみ、憎悪─これらの感情でAは動いていた。
『兄の方の首は斬った、後はお前だけだ』
墮「ちょっと!早く首を再生しなさいよ!!」
妓「コイツの斬った後が鋭くて、上手く再生が出きねェ!」
慌てふためく様子をAは、ひどく冷たい目で見ていた。
『さようなら、もう終わり。あの世で後悔したほうがいいよ』
“羽の呼吸・漆ノ型─
墮姫の首が宙に舞った。
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トリップ人生(プロフ) - よるさん» テストですか…。私は3日漬けですね(笑)応援ありがとうございました!!テスト頑張って下さい! (2019年11月2日 16時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)
よる - 面白かったん!!夢主ちゃん元気やなぁ!私、明日も学校…しかもテストだから頑張るん!!頑張ってー! (2019年11月2日 1時) (レス) id: bbe87bcae1 (このIDを非表示/違反報告)
トリップ人生(プロフ) - 心さん» すいません!ご指摘ありがとうございます!すぐに直します! (2019年10月12日 13時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - 宇髄さんの髄が違います! (2019年10月12日 12時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
トリップ人生(プロフ) - 心さん» はい!最近は忙しかったですが、明日くらいからは頑張ります!! (2019年9月22日 10時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トリップ人生 | 作成日時:2019年9月18日 7時