超がつくほど抜けてるあの子は最強の一族だったらしい（多分）

39話カカシside ページ42

カカシside



再不斬は確かに死んだ…。だが何かひっかかる。

まさか……オレとしたことが見落としていた！？



『せ、先生〜……？本当に大丈夫ですか？いきなり黙り込んで…。
(写輪眼って使うと情緒不安定になるんだ……)』←



A、今絶対に失礼なこと思っただろ…。
あいつの場合、悪気がないのが憎めないんだよなぁ。

と…そんな事より、ちょっとばかし面倒な事にきずいたな……。



｢少し気づいた事があってな｣



｢？何に気づいたんだってばよ？｣



｢あぁ…

死体処理班ってのは殺した者の死体はすぐ、その場で処理するものなんだ……｣



｢それが何なの？｣



頭が働くサクラが分からない…か。

今の説明で分かると思ったんだが…



｢分からないか？あの仮面の少年は再不斬の死体をどう処理した？｣



『そんなの追い忍君が持って帰ったから………あ、』



Aが気づいたか？
こういう時は妙に頭が働くからな…。

周りからの好感度が高い理由も分かった気がする。



｢そう。Aの言った通り“ 持ち帰った ”んだよ。殺した証拠なら首だけ持ち帰れば事足りるのに…

それと問題は追い忍の少年が再不斬を殺したあの武器……｣



｢……まさか…｣



どうやらサスケも気がついた様だな。
ここまで来てもナルトとサクラは分からないか。

全く……あの再不斬がな…。



｢あーあ……そのまさかだな。おそらく再不斬は生きている！｣

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