超がつくほど抜けてるあの子は最強の一族だったらしい（多分）

14話 ページ16

Aside



集合場所に着くとそこには、丸太に縛られたナルト君がいた。



「ほらA、これお前の弁当。先に食べてていいぞ」




そう言うとカカシ先生は私の前に弁当を差し出す。

それに手を伸ばすと同時に皆の腹の虫が鳴いた。




『カカシ先生、私はおにぎり持って来たのでお弁当はいりません』



するとカカシ先生は少し驚いたが、すぐに満足そうに笑った。

どうした…←


「ま！お前らはアカデミーに戻る必要もないな！」



うぉぉ…

いきなり話し進めないでよ…！？

さっきの意味深な笑顔はなんですか！？



「じゃあさ！じゃあさ！ってことは4人とも……」



「いや…3人だ…」



え？？3人って…私スズ取ったのに不合格なの！？




「3人とも忍者をやめろ！」



ふーん……。なんだ……



ん??

にんじゃをやめろ？？

どういう意味だ？(理解不能)




「この演習……本当の答えを理解できたのはAだけだったみたいだな」




？？私はただチームの皆を意識してただけ…

なんも理解してない気が……




「答え……!?」



「そうだ。この試験の合否を判断する答えだ」



「だから……さっきからそれが聞きたいんです」




皆ピリピリしてるし…

何かもう情報量が多すぎて理解の範疇こえてきてる。


というか私１人合格したらチームはどうなるの？




「それはチームワークだ

そして！それを意識して行動できていたのはAだけだ！」




すると一斉に視線が私に集まる。

…何か言わなきゃいけない感じなの…！？

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