突然の暗黒物質 ページ45
「太宰君に何があったのかは判りませんが矢張り「ごめん」は必要な言葉じゃないですか？」
『そうだねえ。それに、生涯絶対許せない事なんて人生にそう多くないと思うし』
「そうですよ。許せなさを抱えて生きるのもきっと大変ですよ」
「うちのチビ達も毎回喧嘩するがすぐに仲直りするぞ」
『え！何そのほんわかエピソード！聞いてないんですけど！！』
「云ってなかったか？」
『聞いてない！！』
「すまないな」
『可愛い！許す！！！』
「Aさんがいるとどんどん話がズレていく……」
『ははははは、それで太宰君、感想は？』
「む、無理矢理すぎる……」
よしスルーしよう
「三人とも…ありがとう…それなら」
そこまで云って一回止まった
どしたどした
「これから色々しようと思ってるけど先に云っておくね、ごめんね」
……いや、いやいやいやいや！いったい何する気！！？？
くっそ！この話の落ち何だっけ！？
ええっと……
「バー」「シリアス」「ごめん」
バー、飲み物……
………………
アッ……
……よし逃げよう！
そう思って『空間転移』を発動しようとしたが発動直前に太宰君に腕を捕まれてしまった
離せええええええ！！
話の落ち見えたから！
此処にいると命の危険に曝される！！！
「そうだよね！絶対許せない事なんてほとんど無いよね！前よりもっと仲良くなれるね！」うふふふ
おい！まじで離せ！！
今抑制魔法も無効化されちゃってるから振り切ったら太宰君が吹っ飛んで下手したら死んじゃうから身動き取れないんだよ！！！
ていうか織田作が無表情超えた無表情になっててもはや無表情じゃないよ！！？？
と、そこに太宰くんがコップに入った黒い……
……
……何かなあ、あれ
内心白目を向いてると、太宰君がそのなんか黒いどろどろしたものが入っているカップを持ってじりじりと近づいてきた
……神生136億年、これにて終了かあ……
と、思っていたら太宰くんがこけて飲み物を乗せていたお盆が宙を舞い―――その黒いどろどろは私、安吾、織田作の頭に直撃した
…………
飲まない事になってよかったと喜ぶべきか、怒るべきか、それが問題だ
「え、あ、えっと……」
白目向いて悩んでいると、もじもじしだす太宰くん
ああ……
理解したと同時に安吾がふっと笑った
「大丈夫ですよ」
『うんうん』
「さあ来い」
「……ごめーん」
抱きつく太宰くん
ハッピーエンド……？
謎の黒い液体を気にせずに話を続けられる私達は凄いと思う→←無限ループ
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結和 - キタァァ⁈ フョウドル推しだから助かる…！ (11月27日 21時) (
レス) @page44 id: a19816eba0 (このIDを非表示/違反報告)
三斗(プロフ) - 結和さん» ありがとうございます！三つのテスト地獄が終わったら本格的に更新再開すると思います！！ (9月19日 12時) (レス) id: 72467f8a63 (このIDを非表示/違反報告)
結和 - 続きが気になる〜！ (9月19日 6時) (レス) @page36 id: a19816eba0 (このIDを非表示/違反報告)
三斗(プロフ) - イチｨｨｨｨｨ!?さん» あっざいます！！！！！ (9月3日 16時) (レス) id: 0bce2c5a7e (このIDを非表示/違反報告)
イチｨｨｨｨｨ!? - まじ最高です神作作ってくれてありがとうございます更新楽しみに待ってます！！！！！ (9月3日 14時) (レス) @page36 id: eb59d2896b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三斗 | 作成日時：2023年3月4日 12時
