素の性格を出した時の皆の表情と心情が面白すぎる件について【龍頭抗争】

A.きせかえ人形になること ページ42

『可愛いよドス君んんんんん！！！』




静かな地下室に、シャッター音が鳴り響く


そこでは私、Aが一眼レフとやらを持ち所謂コスプレ状態の推しを撮りまくっていた




『ああ、神々しい……』


ドス「……」



いや、まあうん、端から見たら犯罪者にしか見えないだろうけど一応ちゃんと同意のもとになっているから


え、脅してなかったって？


……空が綺麗だなあ！(in地下室)





ドス「ところで……」


『ん？』


ドス「あと何着きれば僕は解放されるんですかね？」





そう云われて両者床に顔を向ける


そこには今まで着てきた着物やら王子服やら(着てはくれなかったけど)幼女服(ロリータ)やらが散らかっていた


……どこぞの幼女趣味(ロリコン)の執務室を思い出すなあ





『まあまあ！まだ数着しかきてないじゃないか』


ドス「量は少なくても服の構造が複雑で面倒なんですよ」


『じゃあ次はこの中華服で！そのつぎは警官と学ランね！！』


ドス「無視ですか……はあ……」




するとドス君は諦めたように私の手から服をとりきがえはじめた


何だろう、この飼い始めた子猫がはじめて自分の手から餌を食べた時の感覚は……！




少しの間悶えていると、ドス君が着替えているカーテンの向こうから始めて声が聞こえてきた



ただひとこと




ドス「澁澤さんはげんきですか」




と、


……知ってましたかあ

そういえばお二人は昔からの知り合いでしたね






『うん、元気だよ。最近は生命の輝きって叫んでる』


ドス「端から見たら変人に見えそうですね」


『貴方様の口から一般論が出るなんて……！』


ドス「僕のことなんだと思っています？？」





思考異常者、と思ったが私が言えることでもないと思い黙った


その後は文マヨに登場した服を全部着てもらって大人しく帰った



……今度会う時はオリジナル服でも持っていこうか

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