素の性格を出した時の皆の表情と心情が面白すぎる件について【龍頭抗争】

澁澤龍彦の心情 ページ14

澁澤side



私は困惑していた


恐らく16,17程であろう少女が私を助ける為だけに異能力複数保持者だと明かし、ﾋﾟｰ円という大金を異能特務課に払ったからだ

そして超高層館(タワマン)に連れていかれ目の前にいる二人に説明を受けろと置いて行かれた


……如何しろと


私と目の前にいるランボオとポールと呼ばれていた二人と私の間に暫く沈黙が流れる


沈黙を破ったのはランボオと呼ばれていた男だった



ランボオ「取り敢えず自己紹介でもするか……？」


澁澤「……それもそうだな」



自己紹介をする事になった



ランボオ「では私から。私はランボオ・アルチュールだ。前前職は欧州の諜報員で前職はポートマフィアの準幹部だ」


ポール「俺はポール・ヴェルレェヌだ。前前職はランボオの相棒で欧州の諜報員をやっていた。前職は暗殺王、今は一応ポートマフィアに籍を置いている身だ」



話を聞いて何となく察したがこの二人もAが助けた人なんだろう
否、片方は人間ではないのか



澁澤「私は澁澤龍彦。AAに異能特務課から買われたものだ」


ランボオ「買われた、か。しかも異能特務課から……」


澁澤「嗚呼……」


ポール「相変わらずやる事が滅茶苦茶だな……」


澁澤「相変わらず、というとやはり君達も私と同類と云ったとこか」


ランボオ「まあそうだな」



その後は少しAについて喋り此処の説明をされた
外出ができないと云うのは些か不満はあるがまあしょうがないだろう
特務課に比べれば断然いい
抜け出して正解だったか




――そして、私の異能が発動しない(・・・・・・・・・・)事に気付くのはそれから実に数年後

敦くんとの出会い→←取引成功？

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