吐くもの吐いたらすっきりする ページ6
「あれ？いつから呼び捨てになったの？」
「昨日」
「…へぇ〜」
にやにやと笑みを浮かべることちゃん。
…うわあ嫌な予感がする
「昨日の夜？夜？そういう関係だったの？はっは〜ん？」
「どういった関係を創造してんのかな？おいレオリオくんきみひどい顔だぜ。ゴンくんに引かれてるよ。ねえゴンくん」
「えっと…ごめんレオリオ…」
朝帰りすると玄関でにやにやとしながら立っている恋沙汰にちょっかいかけたい中年のオカンのような顔をしていることちゃんとミセラレナイヨ！みたいな顔してるレオリオくん。キルアくんはドン引き、一歩下がった。ゴンくんを巻き込むとゴンくんもちょっと(割と)引いていたらしく、レオリオくんに謝っていた。
「あとことちゃん、私年上がいいから。少年にはそういったものはないから。だからそんな顔はやめておきなよ、もう歳なんだから。」
「ひどくない？雪菜ちゃんひどくない？ことちゃん泣いちゃうよ？つか同年代だよね？」
「美琴、うるさいからお前が飯作れ」
「うるさいからって何？」
ぶつぶつ文句を言いながらも台所へと向かっていったことちゃん。
「オレ手伝うよ！」
そう言ってゴンくんはことちゃんの方へと向かっていった。
が、途中で引き返して私の前に立った。
「ユキオリ、クラピカを落ち着かせてくれてありがとう！あと、オレも呼び捨てでいいよ！」
にっこりと満面の笑みでそう言われた。
よく見れば目の下にうっすらとクマがある。
眠れなかったんだろう。小さくても念能力だ。その上主人公。ガンガンオーラに当てられて寝れるのはレオリオくんしかいないんだろう。
「うん、わかったよゴン」
「うん！」
そう言ってことちゃんを手伝いに行った。
「つーかよ、お前いくつなんだよ。ミコトも年齢聞いてもはぐらかすし。」
なんでもないようにキルアくんが言った。レオリオくんは…うん。何も言うまい。
「私？…いくつに見える？」
そう聞くと私をじっと見て、
「16くらいじゃねえか？」
とキルアくんが言った。
レオリオくんは考えて、
「オレは17くらいだと思うぜ」
と言った。
クラピカは答えない。
「………」
「クラピカは？」
昨日の話を思い出しているんだろう、私は20超えている、と。
「………に、21、だろうか」
散々考えてそう言った。
レオリオくんとキルアくんは怪訝そうな顔。
あのあとキルアくんはすぐに寝たんだろう。話は聞こえていなかったらしい。
「はい、ぶー。みんな不正解」
反応が楽しみだ。
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八凪(プロフ) - 夜桜琴 氷零さん» コメントありがとございます！励みになります！クラピカ落ち希望ありがとうございます！私もクラピカ好きなので検討してみます！ (2019年2月27日 18時) (
レス) id: 46226bed43 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜琴 氷零(プロフ) - とても面白いです。ありがとうございます。クラピカ落ち希望 (2019年2月27日 13時) (レス) id: 9486bc00be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八凪 | 作成日時：2016年11月23日 12時
