¢８．パニック ページ9
「人が多すぎてにっちもさっちも行かない件」
私は一人、建物と建物の間の通路にうずくまり呟いた。先程見つけたエース(仮)を確かに追跡していたのに、いつの間にか人混みに消えていた。
「み、港に行こう…」
港は全然人が居なかったから、少しは楽になる。
＊
再度港に戻ってきた私は、大きな大きな船を見つけた。黒い旗を掲げているから、あれはきっと海賊船。
だけど、海賊船にはあるはずの先端の飾り(？)がない。こう…あれは何と言うのだろう。
ルフィの乗る船の、太陽みたいなライオンみたいなヤツ。あぁいうのがない。
「見た事あるなぁ……」
確か……も……モビー……でぃ…ディップ…。いやそれ違うな。ディップは野菜とか付ける事だな。
でぃ…モビー・ディック!!
「モビー・ディック号だ、うんそれだ」
モビーは確か白ひげの船だ。記憶が正しいなら。……ん？という事は、シャドウさん曰く、エース白ひげ海賊団に居るらしいから、この船に乗ったら居るかも…!!
「行こう!!」
私は勝手に船の上に登り始めた。大きい分高さもあるのだが、何とか登りきった。
「疲れたぁー…エースは何処かな？…えっ？」
登りきって疲れた私は、縁に座りながら目を閉じた。溜め息を一つ吐き目を明けたと同時にカチャリと音が鳴る。
「…お前、誰だ？」
「え…じゅ、銃!？えっ!？怖っ!？」
「答えろ!!」
和服を来た女性(声が男っぽいのは気のせい…？)に怒鳴られる。女性の後方には私が個人的に好きな「よぃ」の方が。
「わ、私…は…水無月A……です……」
「目的は」
「…エースに会う為です……」
「……俺達の弟に何の用だ」
「特には無いんですけど…成長したエースを一目みたいんです。話は出来なくても……」
今、私は割りと普通に話せているが、内心、
「(じ、銃っておまっ、やめてよ!!怖ッ!!撃たないでよマジで!!死にたくないよ!!)」
パニくっていた。
.
- 金 運: ★☆☆☆☆
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カオル - シャッキーさん、ぼったくってたね♪ (2014年12月24日 2時) (
レス) id: 630e9bd164 (このIDを非表示/違反報告)
カオル - おいwww (2014年12月23日 13時) (レス) id: 630e9bd164 (このIDを非表示/違反報告)
カオル - シャドウイケメンすぎるよ (2014年12月22日 18時) (レス) id: 630e9bd164 (このIDを非表示/違反報告)
カオル - アリアちゃんと仲直りしてよかった！新キャラのシェイドくん絶対イケメンな！ (2014年12月17日 0時) (レス) id: 630e9bd164 (このIDを非表示/違反報告)
異脳 - この作品大好きです！頑張ってください！・・・アリアちゃん可愛いくてよかった！夢主刺しちゃったけど。 (2014年12月14日 23時) (レス) id: 9d48d7c61b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れーずん¢ | 作者ホームページ：
作成日時：2014年11月27日 22時
