¢２４．食事 ページ28
「いらっしゃいませー!!何にしますか？」
「オススメ下さい!!」
「はーい!!」
近くにあった、良さげな飲食店。人は多くもなく少なくもなく。そこまで人気ではないようだけど、店内はいい匂いが立ち込めている。
しばらくして、カウンター席に座っていた私の目の前に、美味しそうな料理が置かれた。
デミグラスソースのかかったオムライス。
私は子供か。食べるけど!!美味しそうだしね!!
「……美味しい」
「本当ですかー!？ありがとうございます!!」
女性の店員さんは満面の笑みで言った。その笑みに和んだ私は、またオムライスを頬張る。
「隣、いいか」
「どうぞー」
隣に腰を下ろしたのは、赤髪に黒のメッシュの入った少し逆立った髪の青年。
「俺、いつもの」
「はいはい」
「…常連さんなの？」
「まァな。お前は見ない顔だが…観光客か？」
「違うよ、旅してるの!!人探しの旅!!」
「ふぅん？誰探してんの？」
「麦わらのルフィと、サボっていう人。知ってる？」
彼は少し考える素振りをして、『どっかで聞いた事はある』と言った。
ふと、私は彼に名前を聞く。
「俺はシェイド。…ワイズ・クロウ・D・シェイドだ。お前は？」
「私は水無月A。よろしくね!!」
「おう」
「はい、シェイド」
「ん、サンキュ」
シェイドは店員さんから炒飯らしきものを貰い、頬張った。
彼は炒飯を口に入れながら、私に質問をしてくる。
「サボって、どんな奴だ。見た目」
「んー…分かんない。昔はシルクハット被って、鉄パイプみたいの持ってて、金髪で…」
「ソイツ、海賊か？」
「何も知らない。違うかも。何かには所属してると思う」
「ふぅん……」
どこか興味なさそうに、シェイドは返事をする。自分で聞いたくせに何なんだ!!
「何で探してんの？」
「成長した彼らを見たいから」
「……」
「え、急に黙ってどうしたの」
突然、口を閉じて手を止めた。私は気にせず食べ続けたけど、彼は辺りを見回して少し納得したような声を出し、また食べ始めた。
「どうしたの」
「いや？視線を感じてな」
「へー」
興味ないな。
.
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カオル - シャッキーさん、ぼったくってたね♪ (2014年12月24日 2時) (
レス) id: 630e9bd164 (このIDを非表示/違反報告)
カオル - おいwww (2014年12月23日 13時) (レス) id: 630e9bd164 (このIDを非表示/違反報告)
カオル - シャドウイケメンすぎるよ (2014年12月22日 18時) (レス) id: 630e9bd164 (このIDを非表示/違反報告)
カオル - アリアちゃんと仲直りしてよかった！新キャラのシェイドくん絶対イケメンな！ (2014年12月17日 0時) (レス) id: 630e9bd164 (このIDを非表示/違反報告)
異脳 - この作品大好きです！頑張ってください！・・・アリアちゃん可愛いくてよかった！夢主刺しちゃったけど。 (2014年12月14日 23時) (レス) id: 9d48d7c61b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れーずん¢ | 作者ホームページ：
作成日時：2014年11月27日 22時
