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今日の作業は、、［家族の愛は本物か］か
行ったことのないアブノーマリティだなぁ
『失礼します。」
ノックをして部屋に入る
収容室には子供のおもちゃのようなものがいくつか置いてあった
「誰？」
『これから偶に作業をすることになったから、よろしく。』
［家族の愛は本物か］の容姿は幼い子供のような姿をしていた
金色の髪に水色の目
近くには真っ赤なランドセルが置いてある
小学生くらいだろうか
「そうなんや、俺のことはコネシマって呼んでな！」
そう言って笑う
胸についている名札のようなものには 捏島孝行 と書かれていた
『私はA、よろしくコネシマ。』
「おん！」
コネシマの笑顔は普通の幼い子供のよう
「なぁAは家族の愛って本物やと思う？」
唐突に、思い出したかのようにそう尋ねてきた
じっと此方の顔を覗き込んでいる
『家族か、、人によるのかもしれないけどどこの家族も本物の愛があると思う、』
「、そっか！」
そう言うだけであとは何も聞いてこなかった
『コネシマはどう思うの？家族の愛。』
「俺？、、、どうやろ、、分かんない！」
えへへ、と笑う彼の笑顔はどこか寂しそうだった
「俺の親な、殆ど家におらへんかったし、居たとしても喧嘩ばっかやったし、、あんまいい思い出ないねん！」
彼の長い靴下の隙間からチラリと覗く足には絆創膏が沢山貼ってあった
しまった
『ごめん、変なこと聞いちゃって。』
コネシマを抱き寄せる
こんな幼い子になんてこと聞いてしまったんだ私は
「ええって、何で謝んねん。」
可笑しそうに笑う彼
『ううん、ごめんね。』
彼の髪を撫でる
犬のような柔らかい髪
『じゃあ、また来るね。」
「おん！また遊ぼな！」
楽しそうに笑って手を振る
本当にただの子供に見えるなぁ、
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狐火(プロフ) - 続編の方も拝見させて頂きました！更新、楽しみにしてますね！ (2021年7月30日 14時) (
レス) id: a78dc8dbc5 (このIDを非表示/違反報告)
愛実 - 更新楽しみにしてます！ (2021年4月3日 13時) (レス) id: e769ed5532 (このIDを非表示/違反報告)
隠(プロフ) - こちらこの作品の続編となっております。→ https://uranai.nosv.org/u.php/novel/kouhakuse1/ 良ければ覗いてみてください (2020年12月19日 23時) (レス) id: 03b97d8407 (このIDを非表示/違反報告)
隠 - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/kakure12/ この作品の続編となっております。ログインできなくなってしまったので別垢にて更新します。よければ見にきてくださいね。 (2020年6月7日 18時) (レス) id: d2e678ea72 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - あ．．．好きです(唐突な告白)素晴らしい作品ですね...作者様と気が合うかもしれないなぁ... (2020年5月21日 23時) (レス) id: 8d298a3565 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：隠 | 作成日時：2020年1月26日 18時
