けいとりんの妹はゆうとりんの彼女です。

いってらっしゃいの朝 ページ16

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ひんやりとしたシーツの感触で目が覚める。



それと同時に、激しい頭痛が。

そうだ、昨日......



隣には、綺麗な寝顔があって。





裕翔「んん......おはよ、A」


A「おはよう」





そして、裕翔の顔を見たら、あのことが思い出された。





A「あのさ、昨日言いかけたことって何？」


裕翔「あ、うん。日曜日ね、連れていきたいとこがあるの」


A「え、どこ？楽しみ！」


裕翔「場所はヒミツ〜！」


A「えー、もう、笑」





それから１０分くらいイチャイチャしてから、二人でリビングに向かった。



ソファにはまだ寝てる圭人。

裕翔はそんな圭人を軽く揺さぶる。





裕翔「圭人、そろそろ起きな―」





でも、そんな揺さぶったくらいで起きるようなヤツじゃないから。





A「裕翔、そんな優しくしないでいいよ。見ててね、おりゃっ！」





背中をけりあげる。

すると、もぞって動いた後、また寝息が聞こえてきた。





A「...もー知らない」


裕翔「こら、投げ出さないの。圭人、圭人！」






結局圭人が起きたのは家を出る３０分前で。





圭人「わー、やばいやばい」


A「すぐに起きない自分が悪い」


裕翔「じゃあA、行ってくるね」


A「うん、いってらしゃい！ロケ頑張って」


圭人「A、行ってきまーす」


A「はいはい、早く行って」





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圭人「A、冷たくない...？」


裕翔「いつものことでしょ」


圭人「えー、裕翔までひどい....ちねんー！！」





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