129. ページ32
「少しは遠くなるかもしれませんね。」
TH「え。」
「仕事が増えたら皆さんに会う時間が減りますから。
物理的には遠くなりますよね」
TH「んぅーーーもう！違う！違うの！そういう事じゃなくて！！」
「でも俺はちゃんと帰ってきます。
仕事が増えてお金持ちになったって、友達が沢山できたって、必ずここに」
あなた達が帰る場所をくれたから
「いや、本当は場所なんてどこだっていいんです。
あなた達のいる場所が俺の帰る場所だから、俺はあなた達がいる場所に帰ります。」
我ながらすごい小っ恥ずかしいこと言ってるよな
でもそれでテヒョンイヒョンが安心してくれるのなら、俺は何度だって言ってあげる
「はい。」
TH「へ？」
こんなこと、次はいつするか分からない
本当は恥ずかしくてめちゃくちゃにその場から逃げ出したいけど
俺は両腕を広げてテヒョンイヒョンを見つめた
「どうしたら安心してくれますか？ハグすれば安心できますか？」
そう言うと、テヒョンイヒョンは目を真ん丸くして驚いた表情を浮かべた
TH「ん、い、まの言葉で充分安心できたけど………ハグは…したい……」
「ならほら。早くしてください」
それからテヒョンイヒョンはPCチェアに座った俺の膝にまたがって、すごい勢いで抱きついてきた
TH「ねぇ、俺今日ここで寝ていい？」
「え、このまま！？」
TH「うん。」
「それはダメです。お互いに身体痛めます
俺も仕事やりにくいし」
TH「んじゃあもうちょっとだけこのままでいる！」
「………………んじゃあ…ちょっとだけですよ」
そう言って甘やかしたのがいけなかったんだと思う
結局テヒョンイヒョンは俺に抱きついたまま夢の中へと誘われていった
グクみたいにムキムキなわけじゃないからベッドに運び込む事もできなくて、その日はテヒョンイヒョンを膝の上に乗せて、そのまま一睡もせずに朝まで作業をする羽目に
次の日 案の定二人して身体を痛め、テヒョンイヒョンは仕事に支障が出るとジミニヒョンからこっ酷く叱られていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 731人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜子(プロフ) - こむぎさん» こむぎさーん!!こむぎさんのコメント、いつも嬉しく、とても力になっておりました(TT)感謝…引き続きまたのんびりと更新していきますので、よろしくお願い致します^^ (2020年6月14日 14時) (
レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
こむぎ - 次回作もすごく楽しみです！アフターストーリーもすごく楽しみです！！！これからも応援します！頑張ってください！ (2020年6月14日 4時) (レス) id: 9f764bcf80 (このIDを非表示/違反報告)
こむぎ - 感動のよ完結でした。そして完結日がデビュー日…！シリーズ最初の方から読んでいたので終わるのは悲しいですが、今までこんな素晴らしい作品を書いてくださってありがとうございました！私のコメントにも毎回丁寧に返信してくれて…本当にありがとうございました！ (2020年6月14日 4時) (レス) id: 9f764bcf80 (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - なむさんさん» 何度も繰り返し…!?私も嬉しすぎてなむさんのコメントを繰り返し読んでしまいました。笑 ありがとうございます!!頻繁に更新できずすみません。更新頑張ります^^ (2020年5月30日 8時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
なむさん(プロフ) - コメント失礼します！私は男主ものがすごく好きな人間なのですが、主様の書くこの主人公がどタイプです…！文章も綺麗で実は何度も繰り返して読んじゃいました(笑)応援してます、無理のないように頑張ってください!(^^)! (2020年5月29日 23時) (レス) id: 6f07478e9f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜子 | 作成日時：2020年3月12日 9時
