113.−YG side− ページ16
宿舎に戻った俺たちは一直線でAの部屋へ向かった
ノックをしても返事がなくて、また作業に没頭してるんだろうと思って部屋を開けたが、そこにAの姿はなかった
JK「リビングにいるんでしょうか？」
やけに胸がざわついて、リビングへ向かう足取りはいつもより速い
HS「いないね。」
そこにもAの姿はなかった
TH「俺他の部屋見てくる！」
NJ「俺は風呂見てきます」
各自が焦りを見せながらドタバタと散って行く
もしかして何も言わずに出てったなんてことは無いよな？
違う、大丈夫だ
荷物だってあったし
スマホを取り出してAに電話をかけてみたが出る気配は無い
JN「電話も出ない？」
「はい。」
マイナスな思考に囚われて、頭の中はどんどん良くないことを考えてる
TH「やっぱりどこにもいない！！！」
JK「どうしよう…Aヒョンどこに行ったんだろう…」
ジョングクは今にも泣き出しそうな顔をしながらソファーに座り込んだ
「電話も出ねぇ。
俺ちょっとその辺探しに行ってくるわ」
JK「僕も行きます！」
「目立っても困る。お前はここで待ってろ」
JK「嫌です！！」
ジョングクがそう否定して勢いよく立ち上がったと同時に、バルコニー側の窓が開く音が聞こえた
その音に全員が反応して振り向くと、カーテンが不自然に揺れてひょこっとAが顔を出した
どうやらバルコニーにいたらしい。
カーテンが閉まっててすっかり存在を忘れていた
バルコニーで飲んでいたであろうコーヒーカップを片手に何事も無かったようにリビングに入ってきたA
A「あれ？皆さん今日は早いんですね
お帰りなさい。」
JK「Aヒョン！！！！！！」
TH「A！！！！」
A「わっ！急になんですか！？」
HS「馬鹿ーーー！びっくりさせないでよ！」
全員がAに飛びつくように群がり、持っていたカップからコーヒーが零れた
本当
人騒がせなやつ
安心したら急に体の力が抜けて、俺はその場にストンとしゃがみ込んでしまった
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夜子(プロフ) - こむぎさん» こむぎさーん!!こむぎさんのコメント、いつも嬉しく、とても力になっておりました(TT)感謝…引き続きまたのんびりと更新していきますので、よろしくお願い致します^^ (2020年6月14日 14時) (
レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
こむぎ - 次回作もすごく楽しみです！アフターストーリーもすごく楽しみです！！！これからも応援します！頑張ってください！ (2020年6月14日 4時) (レス) id: 9f764bcf80 (このIDを非表示/違反報告)
こむぎ - 感動のよ完結でした。そして完結日がデビュー日…！シリーズ最初の方から読んでいたので終わるのは悲しいですが、今までこんな素晴らしい作品を書いてくださってありがとうございました！私のコメントにも毎回丁寧に返信してくれて…本当にありがとうございました！ (2020年6月14日 4時) (レス) id: 9f764bcf80 (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - なむさんさん» 何度も繰り返し…!?私も嬉しすぎてなむさんのコメントを繰り返し読んでしまいました。笑 ありがとうございます!!頻繁に更新できずすみません。更新頑張ります^^ (2020年5月30日 8時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
なむさん(プロフ) - コメント失礼します！私は男主ものがすごく好きな人間なのですが、主様の書くこの主人公がどタイプです…！文章も綺麗で実は何度も繰り返して読んじゃいました(笑)応援してます、無理のないように頑張ってください!(^^)! (2020年5月29日 23時) (レス) id: 6f07478e9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜子 | 作成日時：2020年3月12日 9時
