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あの後素直に部屋に戻ったは良いけど
ジミンさんの事が気になってふとした瞬間に作業から意識が離れてしまう
ベッドで眠るグクを横目に起こさないよう静かに部屋を出た
集中できないから一息
コーヒーでも飲もうかな。
ドアから漏れている光に人の気配を感じて扉を開けたが、リビングには誰もいなかった
でもいつも締め切られているはずのカーテンが中途半端に開いていて、インナーバルコニーに灯りが点いている
ガラスで覆われてはいるがエアコンは完備されていないから冷えるはず
こんな寒いのに誰かいるのかな
中途半端に開いたカーテンの隙間からバルコニーを覗くと、2人掛けの木製のブランコにジミンさんが座っていた
今日は満月だったのか
月明かりがジミンさんの綺麗な金髪を銀色に染めていて、その姿があまりにも神秘的で息を呑んだ
すごく綺麗
まるで一枚の絵画を見ているみたいだ
「ってそうじゃなかった…」
あのままだと冷えて風邪引いちゃうかも
そう思ってソファーに置いてある大きめのブランケットを腕にかけると、淹れたてのコーヒーを両手にジミンさんの元へ向かった
バルコニーに足を踏み入れたら丁度正面に座っているジミンさんはすぐに俺に気がついた
JM「あれ、どうしたの？」
「それはこっちのセリフです。寒いのにここで何してるんですか？風邪引きますよ」
JM「ん、なんか眠れなくて。」
そう言って俺が手渡したマグカップを両手で受け取り、頬を寄せるジミンさん
JM「わぁ温かいね。ありがとう。」
マグカップに口をつけるジミンさんの背中にブランケットをかけると、包まりながら幸せそうに首をすくめた
JM「ふふ。ありがとう」
ジミンさんってなんかずるいよなぁ
あざといっていうかなんていうか
でも嫌味がないから素直に可愛いと思える
特に何も考えず隣に腰を下ろすと、ジミンさんは目を真ん丸くしてこちらを見た
JM「グガ…は？ いいの？」
「もうすっかり爆睡してます。」
JM「そっ…か。」
少しの沈黙
もしかして一人の時間がほしかったのかな？
「あー…えっと…もしあれなら俺部屋戻りますか？」
慌ててブランコから立ち上がると、ジミンさんは勢いよく俺の腕を掴んだ
JM「いい。ここにいて」
強い眼差し
俺はその眼差しにやられて、気がついたら催眠術でもかけられたみたいに素直に腰を下ろして隣に座っていた
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夜子(プロフ) - うらんさん» ありがとうございます(;;) (2020年1月31日 8時) (
レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - fumakenloveさん» ありがとうございます(;;)更新遅くなり申し訳ありません。もう少々お待ちくださいませ(><) (2020年1月31日 8時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
うらん(プロフ) - 更新楽しみに待っています。 (2020年1月25日 12時) (レス) id: 13b2fb3d4c (このIDを非表示/違反報告)
fumakenlove(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！忙しいとは思いますが頑張ってください！応援してます！ (2020年1月21日 13時) (レス) id: 239b70ca1d (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - ぽこにゃんさん» ありがとうございます(;;) 更新しましたらまた遊びに来てくださいませ^^ (2019年11月19日 0時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜子 | 作成日時：2019年9月2日 10時
