92.−JK side− ページ44
A「これ、本当は俺が歌って出そうと思ってた曲なんですけど、俺の声は中性的だから…イメージが合わなくて。
録った後にジョングク君にぴったりだなーって気がついて」
え、なにどういうこと？
正直興奮しすぎて頭の中がぐちゃぐちゃだ。
A「ジョングク君…？大丈夫？」
「あ、はいっ。えっと…これは…えと…僕に？」
A「これは俺の押しつけだから、無理に歌ってとは言いません。そもそもソロ曲の依頼は受けてないし。」
「う、歌います！でも…本当に僕なんかでいいんですか？」
こんなこと言ったら意外と女々しいんだなって呆れられるかな？
でも中性的な声が合わないならテヒョンイヒョンとかの方がもっと男らしくて向いていると思うな…
A「どうして？ ジョングク君の歌声はとても魅力的ですよ。」
Aヒョンは恥ずかしげもなくそんなことを言うから、本心で言ってるんだなって真っ直ぐ伝わってくる
言葉の余韻に浸って、Aヒョンの目をじっと見つめていたら恥ずかしそうに頭を撫でられた
その瞬間、さっきまで抱いていた不安はどこかへ消えてしまった
Aヒョンにそう言われた自分の歌声がとても誇らしくて、心から自信が持てた。
A「こっちも聞いてみる？」
「はい！！」
デモテープはもちろんヒョンの声で、耳元から聞こえるヒョンの甘い声にうっとりと聞き入った
正直このまま出してほしいくらいに僕は好きだけど…
でもやっぱり本人はしっくり来てないみたいで、きっと僕が歌わなければこの曲が世に出ることはないんだろう
きっとAヒョンはそんな人
「ヒョン」
A「ん？」
「…どこにも行かないでください。」
そう言ったらAヒョンはバツが悪そうに苦笑いを浮かべた
「ずっとここにいてください。」
A「それは……難しいですね。」
正直な人。
嘘でもいいからずっとここにいるよって言ってくれれば僕は安心できるのに。
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夜子(プロフ) - うらんさん» ありがとうございます(;;) (2020年1月31日 8時) (
レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - fumakenloveさん» ありがとうございます(;;)更新遅くなり申し訳ありません。もう少々お待ちくださいませ(><) (2020年1月31日 8時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
うらん(プロフ) - 更新楽しみに待っています。 (2020年1月25日 12時) (レス) id: 13b2fb3d4c (このIDを非表示/違反報告)
fumakenlove(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！忙しいとは思いますが頑張ってください！応援してます！ (2020年1月21日 13時) (レス) id: 239b70ca1d (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - ぽこにゃんさん» ありがとうございます(;;) 更新しましたらまた遊びに来てくださいませ^^ (2019年11月19日 0時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜子 | 作成日時：2019年9月2日 10時
