74.−JM side− ページ26
朝食を終えた後でマネヒョンにお願いして、予定より早めに出発することになった
マネヒョンから到着したと連絡が来て、グガとヒョン達はいつの間にかAを拐って颯爽と宿舎を出ていってしまった
気がついた時にはリビングで僕とテヒョンアの二人きり
TH「さっきはありがと」
さっき？
ああ…味方したこと
「いや、僕もAが心配だったから」
きっとテヒョンアが言わなかったら僕が同じことを言っていたはずだ。
TH「ジミナはAが好き？」
その質問はあまりにも唐突で、まさかそんなことを聞かれるなんて全く想定してなかったから反射的にビクッと身体が跳ねてしまった
「なんだよ急に。」
TH「いや、別に…」
「僕が好きだって言ったらどうするの」
正直テヒョンアの言ってる好きがどういう好きなのかは分からない
友達としての好きなのか…それともそれ以上のものなのか。
でも僕がそう聞いた後のテヒョンアの顔つきを見て確信した。
やっぱりテヒョンアも…
TH「こんなこと言ったら引かれるかも。でも俺は誰がライバルだろうとAを渡す気はないよ。」
その言葉を聞いて、何かが外れた気がした
まだ少し同性を好きになる事に戸惑っていたんだと思う。
でもテヒョンアの真っ直ぐで真剣な言葉を耳にしたら、自分の心にある余計な物が一掃された
テヒョンアはこういうやつだ。
いつだって自分の心の動きに敏感で、気持ちを素直に受け止めることが出来る。
こんな中途半端な気持ちじゃだめだ。
僕だって
「僕だって誰にも渡したくない。」
湧き出た感情をそのまま口にすると、テヒョンアは口を四角くしてニカッと笑った後、僕の肩を軽く叩いてリビングを出ていった。
それだけで何となく伝わる気持ち
お互い頑張ろうなって、そう言ってるみたいだった。
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夜子(プロフ) - うらんさん» ありがとうございます(;;) (2020年1月31日 8時) (
レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - fumakenloveさん» ありがとうございます(;;)更新遅くなり申し訳ありません。もう少々お待ちくださいませ(><) (2020年1月31日 8時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
うらん(プロフ) - 更新楽しみに待っています。 (2020年1月25日 12時) (レス) id: 13b2fb3d4c (このIDを非表示/違反報告)
fumakenlove(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！忙しいとは思いますが頑張ってください！応援してます！ (2020年1月21日 13時) (レス) id: 239b70ca1d (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - ぽこにゃんさん» ありがとうございます(;;) 更新しましたらまた遊びに来てくださいませ^^ (2019年11月19日 0時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜子 | 作成日時：2019年9月2日 10時
