66。 ページ18
.
｢俺は隊室に戻るが、2人ともほどほどにな！
充、遅くまでありがとう！｣
｢いえ｣
｢じゃあな！充と、｣
『あ、栗谷Aです！』
｢栗谷か！またな！｣
『はい！』
嵐山さんいい人感溢れ出てるなぁ。
｢で、烏丸がかっこよすぎて本部に戻ってきたの？｣
『いやぁ、なんというかこう、1人になりたかったというか、余韻に浸りたかったというか、、
家には帰る気になれなくて』
｢それでこの薄暗いラウンジで1人余韻に浸っていた、と｣
『へぃ。。』
｢今はどうなの？｣
『うーん、家にはまだ帰りたくない、かな』
｢そう。じゃあ、今日は本部に泊まればいいよ｣
『え！？本部って泊まれるの？？』
｢うん。寝泊まりする隊員は少なくないよ｣
『へぇ、そうなんだ。』
｢オレはもう帰るけど、
Aついてきて｣
『あ、うん、！』
トコトコと歩き始める時枝くんの後ろをついていく。
一体どこへ？
.
.
.
時枝くんが足を止めたのはあるドアの前。
どこかの隊室？
｢失礼します｣
と言いながらドアを開ける時枝くん。
中にいたのは、
｢おー、とっきーじゃん！こんな時間まで仕事か？大変だな、、ってA？｣
『出水先輩！』
出水先輩がいるということは太刀川隊の隊室か。
｢どうしたんだー？｣
『えと、バイト帰りに、
というか、出水先輩もこんな時間までなにしてたんですか？？』
特訓？こんな遅くまで？熱心だなぁ。
｢あぁ、さっきまで柚宇さんとゲームしてた！｣
ゲームかい
『柚宇さん、』
｢ウチの隊のオペな！｣
『あ、なるほど』
｢さっき帰ったばっか｣
『出水先輩は帰らないんですか？』
｢おれ今日泊まってくー｣
『あ、そうなんですか！』
なるほど。
｢んで、ソッチはどうしたんだ？｣
｢Aも今日泊まってくみたいです
オレはもう帰るのでAのことよろしくお願いします｣
｢お、そうなのか｣
『え、時枝くん！？』
｢1人じゃ心細いでしょ。｣
シャワー室とかの場所も分かんないよね。という時枝くん。
『たしかに』
｢それに、出水先輩に話聞いてもらえばいいよ｣
『え』
｢お、なんだ？話したいことでもあんのか？｣
｢聞いてやってください｣
『えぇ、。』
｢じゃ、オレはこれで｣
｢じゃあな、とっきー！｣
『バイバイ時枝くん！ありがとう！』
｢どういたしまして｣
と言って部屋を後にする時枝くん。
残った私と出水先輩。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 480人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ワールドトリガー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蒼羽 - 初めまして。今日から読ませていただき前作から一気に読んでしまいました！ヒロインちゃん可愛いしみんなとのわちゃわちゃに癒されました！京介君の嫉妬加減が絶妙で好きです！最後まで見届けてさせていただけたら嬉しいです。 (2021年8月29日 22時) (
レス) id: d32aa8ae94 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - kumori?????さん» 主人公ちゃんハイテンション。今は更新停止中ですが、また気が向いたら書いてください。入隊式と影浦隊との絡みを読んでみたいです。宜しくお願いします。 (2021年6月20日 22時) (レス) id: 3436edb1d5 (このIDを非表示/違反報告)
なまこ。(プロフ) - kumori?????さん» kumoriさん！コメントありがとうございます！TikTokはやらせていただいています、！ (2021年2月28日 1時) (レス) id: 5f15e24d76 (このIDを非表示/違反報告)
kumori?????(プロフ) - 小説と関係ないんですが、なまこさんってTikTokでイラストあげていたりしますか？私がこの人か？と考えてる人と絵柄が似ていたので気になって。 (2021年2月27日 19時) (レス) id: 6533f38e08 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はむ。 | 作成日時：2020年12月4日 15時
