双子の妹はクールで天才！？〜２〜

☆９５話☆ ページ50

蜜柑「泉奈ーーーーっ 大丈夫ーー！？ケガしてない！？」


蜜柑が駆け寄ってきて抱きついてきた。


泉奈「うん、平気や」

蜜柑「よかったーー！！ウチ、もう心配で心配で…」

泉奈「ああ、あんたに心配される程ドジじゃないから」

蜜柑「そ…そやな(何か何気にバカにされたような…)(汗」


その後を追って、蛍と委員長が来た。


委員長「泉奈ちゃん大丈夫！？」

泉奈「ええ」

蛍「相変わらず すごい判断力ね」

泉奈「まあね」

シュンッ


そんな話をしてたら、誰かがテレポートしてきた。


蜜柑「あ、あの人…っ」

　「………怪我人は」

　「はいっ あっちです」


ああ、確か幹部生の………名前 何やったっけ？


蜜柑「あの人、開会式ん時のプリンの人…っ」

泉奈「プリンシパルよ」


何で人が食べ物になんねん。


　「おいっ あれ潜在系総代表じゃねえか？」

　「ああ、幹部生No.2の…」

　「あの人が来たならもう大丈夫だな」

蛍「………」


そりゃそうやな。

なんたってあの人のアリスは………


ポゥ…

　「怪我の状態はどうですか」

　「え…あ、あれっ い…痛みが…」

蜜柑「す…すごい…っ あんなに大勢の怪我をいっぺんに…っ」

泉奈「総代表は癒しのアリスの持ち主らしいからね」


にしても確かにすごいな…。


委員長「うん、それにあともう1つ…」

　「このアトラクションの責任者をよべ」


そして、責任者の人が出てきた。


責任者「す…すみませんっ」

　「この事故の原因は？」

責任者「み…みんなその時は忙しくて…原因は只今 調査中ですっ
そ…その…念力者がハードワークで疲れてたので…多少注意散漫だったかも…」


そう言ったら、総代表が責任者の額に指を当てた。


責任者「あ(汗」


そして、もう1つのアリスを使った。


責任者「わあっ」

　「何にしろお前達の注意力散漫がこんなに多くの被害者をだしたんだ。
これが彼らの受けた痛みのほんの一部だ。
十分に反省と謝罪をし、以後二度とこんな事が起きないようにしろ」

責任者「は…はい…っ」

泉奈「………」


もう1つのアリスって………


委員長「……彼はもう1つ、癒しと表裏一体の力を持ってて、
痛みを記憶してそれを第3者に還元する力」

泉奈「つまり、痛みのアリスを持ってるのね」

委員長「うん。総代表は人望厚いけど、
彼のアリス同様にその冷徹さに恐れを抱く人も少なくないんだ」


へぇ…。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
続編に続きます！！

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