双子の妹はクールで天才！？〜２〜

☆８３話☆ ページ37

それから、怪しい薬のお店の前を通った…。


棗「とりあえず歩くか」

泉奈/流架「「………」」


あれ…絶対 野乃子ちゃんのお店や…。

”うちの店は怪しくありません”て……めちゃくちゃ怪しい…。


ベアが店前を掃除しとるし…。


流架「…あれ？あれって…もしかして今井の店じゃ…(個人で店…！？)(汗」

泉奈「うわー…」


流石 蛍…。

1人の売り上げにしたいんやな…。


蜜柑「ええっ ああっ ホンマやっ」

ブチッ

ダッ

流架「あ(汗」

泉奈「うわ…」


はい、今の状況。

蜜柑は首をロープで繋がれてたけど、それを手でちぎって蛍の店へと走った。


なんつー馬鹿力…。


蜜柑「蛍ぅ〜〜〜〜(涙」

どーーん


はい、次の状況。

蜜柑が蛍の乗ってたロボットによって吹っ飛ばされた。

今はメカ即売ショーをやってたらしい。


――その後、蛍はロボットで東の森へと飛び去っていった…。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

蜜柑「す…すごかったなーー 蛍…(汗」

泉奈「あいつはお金が関わるといつもああよ」


にしてもすごい数の人やったな。

蛍ファンか？


パーマ「あそこにいた今井さんメカファンって、
どう見てもアラブの石油王とかアメリカの財閥クラスばっかだったわね」


ふーん、そうなんか…。

………って、パーマ、いつの間に…。


蜜柑「えーーっ そうなん！？(汗」

パーマ「お兄様曰く、
彼女が学園に来てから技術系のスポンサーが2つも増えたんですって。
さっきのパフォーマンスできっと、またスポンサーが増えて技術系は大安泰ね。
さすが、トリプルの次期幹部生候補ってとこかしら」


さすが蛍やな。


ていうか、技術系の人達って、

好きな事や特技がそのままアリスに活かされてるよなー…。


蜜柑「なあみんなっ 将来 何になるかとかもう決めてる？
決めてないよね！？(汗」


は？いきなり何言っとるんこいつ。

…まあ大方、技術系の人達は自分の道を決めてるやろうから、

まだ将来を考えてない事に焦ったんやな。


パーマ「将来の夢？まあそうねーー 私はこのアリスを活かして、
国家の捜査官や警察関係って決めてるんだけど」

蜜柑「ナヌ！？警察っ！！(汗」


パーマって…犬猫体質やったよな…。

という事は………


泉奈/棗((警察(犬)関係…))←考え方が同類…(でもどちらも気に食わない)


ま、口に出したら絶対パーマが激怒するから言わないでおこ。

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