双子の妹はクールで天才！？〜２〜

☆７１話☆ ページ25

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今はみんなは準備に戻って、蜜柑はちゃんとした能力別授業を受けとる。

ウチは昨日 受けて、アリスもちゃんとコントロール出来とるから今日はなし。


……って、のだっち何か時空間に行きそうになっとるんやけど。


蜜柑「せ…(汗」

野田「とにもかくにも実践です。君がアリスで僕を止められなかったら
僕はまた過去か未来をさまよって当分ここに戻れなくなってしまう。
よろしくお願いします」


意外と手段を選ばないな…。

ていうかほとんどの確率でのだっち危ないと思うんやけど。


蜜柑「え、ちょ…っ 先生！？(汗」

野田「3」

蜜柑「や……えっっ(汗」

野田「2」

蜜柑「ま(汗」

野田「1」

蜜柑「待って！！(汗」


蜜柑が飛びついたら、のだっちのアリスは止まった。


で、蜜柑がパニック状態になっとる。


野田「いてて…ごめん、ごめんなさい(汗
怖い思いさせてすみません。でも君にはこういう方法が合ってると思ったので」


まあ蜜柑のことやから、意地でもアリス使うやろうな。


野田「昔、君と泉奈さんと同じ無効化のアリスを持った人がいてね。
いつだってその人はその力を何かを守る時にしか使わない人だったので、
もしかして君もそうかもしれないと思って賭けにでてみたんです。
直感は大当たりでした」

泉奈「………」


……その話、気になるんやけど。

だって無効化ってめっちゃ珍しいアリスなんやろ？









――もしかしたら、その人はウチらのお母さんかお父さんなんじゃないか…って、

そう…思ってまう……。









……………まあ、今は気にする時じゃないな。

今はアリス祭の準備に集中せんと。


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……………………で、


野田「あーーれーー…(シュンッ(汗」

蜜柑「ギャーーーーーーッ 先生ーーーーっ(汗」

　「のだっちまたどっか行ったぞーー！！(汗」

　「マジかよーー(苦笑」


のだっちが危ないと思ったウチの直感は、見事 的中した…。

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