☆62話☆ ページ16
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「カァーーーー」
泉奈「ん?あ…カラス…」
1分もしない間にカラスが集まってきた。
そして………
「わーーーーっっ 何だこの大群はっ(汗」
「いてっ(汗」
壁の向こうから聞こえる先生達の悲鳴にも似た声…。
泉奈「よしっ 成功みたいやな」
蛍「鳥達に教師達の行く手を阻ませてもらう…いい考えね」
泉奈「ウチらは学園の中におるから、誰がやったかも特定できないと思うしな」
これなら少しは先生の手からは逃げられるやろ…。
流架「棗が誘拐って…まさかあのレオがそんな事を………。
大体、棗は今 本部の病院だし、あそこはそう簡単な所じゃ(蛍「知らないわよ」
まあ簡単か簡単じゃないかはどーでもいいな、うん。
蛍「でもあの子はいつだって嘘がヘタだから、
あんな迫真の演技であの子があたしと泉奈に嘘つけるなんてありえないわ」
泉奈「それに蜜柑は嘘をつくとしても、誰かを傷つけるような嘘は絶対言わへん」
流架「…っ」
蛍「とりあえず話の分かる人を探して、事の次第を説明して棗の所在を確認しないとね」
泉奈「だったら鳴海先生を探せばいいな」
蛍「そうね。あと泉奈、録音指輪はちゃんとパクった?」
泉奈「もちろん」
貴重な証拠品かもしれないからな。
__________
泉奈「あ、いた鳴海先生」
鳴海先生はレオのファン達を鎮圧してたのか、
疲れた様子で道を歩いてた。
泉奈「鳴海先生」
鳴海「あ…泉奈ちゃん♡君達もレオの追っかけしてたの?
ダメだよ〜〜 そんな事しちゃ(泉奈「今 急いでるんでふざけないでくれへん?(チャッ(怒」
……ハイ(汗」
疲れててもふざけるんやなこの人は…。
泉奈「…さっき蜜柑とパーマが学園の外に出たのは知ってますか?」
鳴海「えっっ マジで!?でも何でまた…(汗」
知らんかったんかい。
蛍「蜜柑は棗がレオに誘拐されたって言ってたわ」
鳴海「な…!?」
泉奈「あの子はそんな嘘はつかないから確かなはず。
だから日向君が病室にいるか調べてほしいんです」
鳴海「わ…分かった!!」
そしてウチらは日向君が入院してるはずの病室に向かった。
__________
バタバタ…
普段は走ってはいけない病院を走っていたら、日向君の病室が見えてきた。
蜜柑が嘘をついたとは思わんけど、
みんな心のどこかで『間違いであってほしい』と願ってた。
バタンッ
流架「棗っ!!」
……けど…………現実はそう甘くはなかった…。
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らみ(プロフ) - まなかさん» あ…ありがとうございます!!テストが近いので終わったら出来るだけ更新できるようにしたいと思います!! (2015年6月11日 20時) (レス) id: 1efb171495 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - めっちゃ楽しみです!応援してます!更新頑張ってください (2015年6月11日 20時) (レス) id: 6f58799dab (このIDを非表示/違反報告)
らみ(プロフ) - まやさん» ありがとうございます!!これからも頑張ります!! (2015年4月24日 20時) (レス) id: 1efb171495 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 続編おめでとうございます (2015年4月24日 19時) (レス) id: ac74ce8a1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らみ | 作者ホームページ:http://6270
作成日時:2015年4月24日 18時