双子の妹はクールで天才！？〜２〜

☆６０話☆ ページ14

陽一「いずな…」

泉奈「あ、よーちゃん、日向君のお見舞い？」


ルカからよーちゃんを抱っこするのを代わってもらいながら聞いた。


陽一(コク…


日向君…羨ましいわ……。


流架「…で、何でお前達はここにいるんだ？」

泉奈「ああ、それｈ(蛍「レオに会いに来たのよ」…だって」

流架「………泉奈もか…？(ジト目」

泉奈「いや、ウチは断じて追っかけやないから。
これは蛍に脅されてしょうがなくやってるだけやから」


うん、芸能人なんてさらさら興味ない。


蛍「あら、あたしはただ『参加しなかったら写真を売る』って言っただけよ」

泉奈「それを脅しって言うんや(ズバッ」

流架「写真って…泉奈も売られてたのか……(汗」

蛍「ルカ君、泉奈の写真 買わない？1枚300円」

流架「えっ いや、俺はいい…(汗」


…って、ちょいと待てい。


泉奈「何ルカに売ろうとしてるん」

蛍「だって少しでも売れたら儲かるもの」

泉奈「あんな写真で儲けるな。
いくら蛍でもあの写真を売ったら許さへんからな(怒」

蛍「冗談に決まってるじゃない(これからも脅しに使えそうだしね…)」

流架(一体どんな写真 撮られたんだ…)(汗


ああ…もう泣きたい……。


陽一「いずな…だいじょぶ？」

泉奈「よーちゃん心配してくれてありがと…(ぎゅぅ…」


思わずよーちゃんを抱き上げてる腕に力がこもる。


よーちゃん…優しいな…。

ああ、癒される…。


…………………そういや、


泉奈「そういや蛍、西棟にはレオはいないみたいやけど」

蛍「…ちっ じゃあ東棟の方だったのね…」

泉奈「蜜柑に連絡したら？」

蛍「そうね…」


蛍が蜜柑に通信しようとした。…………けど、


蛍「……繋がらない」

泉奈「…スイッチ入れてないんとちゃう？」

蛍「あのボケが(怒」


まあ、あいつはバカやからな…。


――その時、


　「キャーーーーーーッッ レオよーーーーーーーーっっ////」

蛍(バッ


その声を聞いたと同時に蛍が外を見た。

つられて外を見ると、レオが歩いてるのが見えた。


蛍「遅かったみたいね…。泉奈、とにかく外に行くわよ」

泉奈「はいはい…」

蛍「あとルカ君、あなたも行くわよ(ガシッ」

流架「えっ 俺も！？(汗」

蛍「旅は道ずれよ(キラーン」



あーあ……。


泉奈「ルカごめん、こうなった蛍は止められない…」

流架「うっ……(汗」


というわけで、蛍の暴走にルカも巻き込まれた。

よーちゃんはウチと一緒にいるしな…。

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