双子の妹はクールで天才！？〜２〜

☆４８話☆ ページ2

蜜柑「あかんでよーちゃん、こんな奴んとこおったら！利用されてポイや。
おねーちゃんとこおいでっ！」

泉奈「酷い言い草ね…」

流架「あ、言い忘れてたけど」

オオォォォ〜〜〜〜…

蜜柑/パーマ「「ギャーーーーーーッッ」」


あーあ……。


流架「その子のアリスは悪霊使いで…遅かった(汗」

蛍「アハハ」

泉奈「うーわーー…」


何かよーちゃんとは気が合いそうやな。


そう思ってウチはよーちゃんに近寄って目線を合わせた。

……敢えて日向君に睨まれとるのは気にしないでおく。


泉奈「よーちゃん、私は佐倉 泉奈。さっき追い払った奴の双子の妹なの。
あ、一応 言うけど、私はあいつみたいにバカじゃないから」

蜜柑「バカ言うなっ(泣」

泉奈「とりあえずよろしくね(微笑」

陽一「……よりょしく」


そう言ってウチの手を握ってきた。


…やっぱ小さい子って可愛いな…。


流架「よーちゃん…滅多に人に懐かないのに…(驚」

蛍「泉奈って、小さい子に懐かれやすいのよね…」


……ん？日向君ってよーちゃんの事 気にかけとるんよな？

………………いいこと思いついた。


泉奈「ねえよーちゃん、私達これからセントラルタウンに行くんだけど、
よーちゃんも一緒に行かない？」

陽一「…いく」

泉奈「じゃあ決まりね。
…というわけで日向君、よーちゃんは一緒に行くけど どうする？(黒笑」

棗「………ちっ」


フッ 勝負あったな。


泉奈「ほら蜜柑、行く準備しなさい」

蜜柑「…ううっ……泉奈ありがとーーーーっっ
ああっ 念願のセントラルタウンや〜〜〜〜〜〜(泣」


大げさやな…。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


で、今 セントラルタウン行きのバスに乗っとるんやけど…


委員長「よかったね蜜柑ちゃん。
棗君 セントラルタウンに一緒に行ってくれて」

蛍「パシリだけどね」

泉奈「どちらかというと泣いてるんだけど」


うん、予想通り蜜柑はパシられとる。


泉奈「蜜柑、私 抹茶アイスね」


ついでにウチにも。


蜜柑「何であんたにもパシらなあかんねんっっ(泣」

泉奈「だってもったいないし」

蜜柑「何が！？」

泉奈「パシれる時間が(ズバッ」

蜜柑「〜〜〜〜っっ(泣」

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