Ｓ 第四話 ページ5
男の人の声が聞こえた気がした。
いや、でも私喰われたはずなんじゃ…。
『ってここはどこだあああ！』
起きるとそこは、知らないベッドの上でした。
――――――――――――――――…
何時間か経ってしまった。
部屋の中でうろろしたり勝手にクローゼットをあさったりと
したけど、知らない場所でいるわけだからこれぐらいしてもいいよね、うん。
ちょっとさっきは変な生き物に追いかけられて
そのあとは知らないけど、ここにいて…。
疲れたなあ…、寝よう。
そう思ったときにドアが勢いよく開いた。
入ってきたのは男の人でなんか顔にメイクしてるんだけ…って
あの人は！美食會のせ、セドルさん！
ちょっとまって、落ち着け自分。
なんでここに二次元にいるセドルさんがいるんだ？
可笑しいだろう、…。
「お前、起きてたの？」
『あ、はい』
でも実際、こう会ってみると迫力というか男らしいというか、
恐いというか…、漫画とはちょっとイメージがちがうかな。
なんて、呑気に思っていると怖い顔をして近寄ってきた。
自分ではとっても嬉しいのだが、…怖い。
ちょっと私はベッドから降りて部屋の隅まではいかないが
彼より距離を置いた。
「あれ？お前って…」
『？』
「なんか、さっきからチラっと目の色が変わってるんだけど」
目の色が変わる？
そんなこと、あるわけがない…と思いながら近くにあった鏡に目を見てみたら、
黄色い目をしていた。
日本人の私は焦げ茶色だ、じゃあこれは一体何なの？
も、もしかして病気とか？
「おーい、聞いてるの？殺されたいの？」
『こ、こここ殺す！？』
「うん、ただの女が森にいたことは気になるけど、普通の女だし殺そうかなーって」
『たしかに普通の女ですけど…』
「でも、目はちがうからな〜…だからその目玉ちょうだい」
きた…、目玉フェチだから目玉をコレクションにしていて
悪趣味…、ここでＯＫしたらどうなるんだ、やっぱ死ぬよね？
『嫌です』
「は？じゃあ無理やりでもくり貫いてあげよーか？」
怖い怖い怖い怖い、恐怖だ。
好きなキャラがこんなにも怖いと感じたことがない。
実際にあっているのか、
これは夢なのかわからないのにこの恐怖は忘れられないと思う。
これが美食會…か。
『あの、ここってどこですか？』
話をそらして、さっきから気になることを質問にぶつけてみた。
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雪７(プロフ) - コメント返し遅れてすみません！トミー可愛くなれたか不安だったのですが、安心安心（ (2013年11月18日 19時) (
レス) id: 33d1705a7e (このIDを非表示/違反報告)
沙也加(プロフ) - トミー可愛いな(￣▽￣) (2013年11月4日 18時) (レス) id: 402e711999 (このIDを非表示/違反報告)
トミー - トミーちゃん可愛いっす(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ (2013年11月4日 14時) (レス) id: cd3f515314 (このIDを非表示/違反報告)
トミー - 30話おめでとうございます！ (2013年10月26日 17時) (レス) id: cd3f515314 (このIDを非表示/違反報告)
沙也加(プロフ) - アカンアカン！！トミー様危険！？来るなぁーをエコーで言いたいきぶんたよf^_^;) (2013年10月25日 23時) (レス) id: 402e711999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪７ | 作成日時：2013年9月11日 17時
