Ｓ 第三十七話 ページ38
「では、次に参りましょう。ボギー、声が小さいですよ」
「うるせぇワン！」
「その調子です」
微笑んだユーさん、この人ドＳだよ、
もうサディスティックだよ。
――――――――…
時が経つのは本当に早いもんで、
王様ゲームをやっていると、スタージュンさんが料理を運んできた。
長いテーブルの上に、
美味しそうな料理がたくさん置かれた。
王様ゲームは、一旦中断となったが
私はもう…やりたくない、うん、もうなんかボギーさんとトミーさんの
語尾がおかしすぎるからね、「ワン」とか「ニャン」とか「ゲス」とか…。
ほとんど、王様となっていたのはユーさんで、
私とセドルさんの出番なんてあまりなかった。
とまあ、目の前に料理が並んでおります。
一言、これ誰作った…？
いや、中にはすっごく「トリコ」の世界らしい、
濃厚な感じがするものもあれば、ぐろ…うん、まあそういうものもあるんだけど。
私は、一番まだマシだろうと言えるものに手を伸ばすと、
腕を捕まれて軽々と目の前に私が求めていた料理が、
私の腕を掴んでいる本人の口の中に、あーれー……。
『…食べたかった』
酷いね、…”セドルさん！”
「早いもの勝ちだろ？」
『私の方が早かったです！セドルさんが腕を掴むから取れなかったんですよ！』
「ハハッ、もう胃の中」
もう目玉でも食べればいいのに。
そう思った時にフォークで目玉を…見てはいけないものを見た。
今のは無しということで。
そして近くにある料理を(まだマシといえる料理)
綺麗に完食、としてもほぼ隣に座っているセドルさんが食べていた。
『美味しかった…』
「さすがスタージュン様だよ、いつもはこんなもんあまり出ないからな〜」
いつもって、何食ってるんだよ！とツッコむのはやめよう、
後々めんどくさくなると思ったからね。
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雪７(プロフ) - コメント返し遅れてすみません！トミー可愛くなれたか不安だったのですが、安心安心（ (2013年11月18日 19時) (
レス) id: 33d1705a7e (このIDを非表示/違反報告)
沙也加(プロフ) - トミー可愛いな(￣▽￣) (2013年11月4日 18時) (レス) id: 402e711999 (このIDを非表示/違反報告)
トミー - トミーちゃん可愛いっす(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ (2013年11月4日 14時) (レス) id: cd3f515314 (このIDを非表示/違反報告)
トミー - 30話おめでとうございます！ (2013年10月26日 17時) (レス) id: cd3f515314 (このIDを非表示/違反報告)
沙也加(プロフ) - アカンアカン！！トミー様危険！？来るなぁーをエコーで言いたいきぶんたよf^_^;) (2013年10月25日 23時) (レス) id: 402e711999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪７ | 作成日時：2013年9月11日 17時
